【東北大】人の胎盤幹細胞培養に世界初成功、不妊治療進展につながる可能性
2017年12月15日 (金)配信読売新聞
東北大大学院医学系研究科(仙台市)は14日、人の胎盤幹細胞(TS細胞)の培養に世界で初めて成功したと発表した。
TS細胞には、胎盤の様々な細胞に変化する能力があり、培養法の確立により、胎盤の機能などの研究に役立つことが期待できるとしている。不妊などの治療法の進展にもつながる可能性があり、研究成果は米科学誌セル・ステム・セル電子版に掲載される。
同研究科の有馬隆博教授(分子生物学)が中心となり、九州大生体防御医学研究所と共同で研究を進めてきた。胎盤から取り出したヒトTS細胞の遺伝子を解析し、増殖に適したたんぱく質などを突き止めて栄養条件を整えることで、培養に成功したという。
2017年12月15日 (金)配信読売新聞
東北大大学院医学系研究科(仙台市)は14日、人の胎盤幹細胞(TS細胞)の培養に世界で初めて成功したと発表した。
TS細胞には、胎盤の様々な細胞に変化する能力があり、培養法の確立により、胎盤の機能などの研究に役立つことが期待できるとしている。不妊などの治療法の進展にもつながる可能性があり、研究成果は米科学誌セル・ステム・セル電子版に掲載される。
同研究科の有馬隆博教授(分子生物学)が中心となり、九州大生体防御医学研究所と共同で研究を進めてきた。胎盤から取り出したヒトTS細胞の遺伝子を解析し、増殖に適したたんぱく質などを突き止めて栄養条件を整えることで、培養に成功したという。