【島根】浜田のがんサロン10周年 クリスマス会で心和む 笑顔の交流
2017年12月14日 (木)配信山陰中央新報
島根県浜田市を拠点に活動するがん患者や家族のグループ「ほっとサロン浜田」が今年、設立10周年を迎えた。メンバーが毎週1回の定例会などを通して、お互いに悩みを打ち明けたり、励まし合ったりして交流を深めてきた。13日には、記念のクリスマス会を浜田市野原町の市総合福祉センターで開き、益田市や邑南町のがんサロングループのメンバーとも親睦を楽しんだ。
設立は、浜田市に住んでいた故・佐々木由実子さんががんを患い、出雲市内の病院に入院した際に、がん患者や家族らでつくるサロンの存在を知り、「浜田でも交流の場がほしい」と考えたのがきっかけだった。
佐々木さんが中心となって2006年秋に本格的に活動を始めた。浜田医療センター(浜田市浅井町)に毎週水曜日に集まり、闘病の悩みを相談し合ったり、気分を明るくするためにレクリエーションで歌を歌ったりして、メンバーがお互いに支え合っている。現在は約20人が参加している。
胃がんを経験し、設立当初からメンバーの大羽信子さん(79)=大田市温泉津町温泉津=は「活動を通して元気をもらっており、生きる活力になっている」と話す。
クリスマス会には、メンバー約15人のほか、益田市と邑南町のがんサロングループのメンバーも加わり、約40人で交流。一緒にクリスマスソングを歌い、持参したプレゼントを交換するなどして楽しんだ。
ほっとサロン浜田の平丘幸男代表(80)=浜田市熱田町=は「メンバーの笑顔が見られて良かった。悩みを1人で抱えず、みんなで共有して笑い飛ばせるように活動を続けたい」と意気込んだ。
2017年12月14日 (木)配信山陰中央新報
島根県浜田市を拠点に活動するがん患者や家族のグループ「ほっとサロン浜田」が今年、設立10周年を迎えた。メンバーが毎週1回の定例会などを通して、お互いに悩みを打ち明けたり、励まし合ったりして交流を深めてきた。13日には、記念のクリスマス会を浜田市野原町の市総合福祉センターで開き、益田市や邑南町のがんサロングループのメンバーとも親睦を楽しんだ。
設立は、浜田市に住んでいた故・佐々木由実子さんががんを患い、出雲市内の病院に入院した際に、がん患者や家族らでつくるサロンの存在を知り、「浜田でも交流の場がほしい」と考えたのがきっかけだった。
佐々木さんが中心となって2006年秋に本格的に活動を始めた。浜田医療センター(浜田市浅井町)に毎週水曜日に集まり、闘病の悩みを相談し合ったり、気分を明るくするためにレクリエーションで歌を歌ったりして、メンバーがお互いに支え合っている。現在は約20人が参加している。
胃がんを経験し、設立当初からメンバーの大羽信子さん(79)=大田市温泉津町温泉津=は「活動を通して元気をもらっており、生きる活力になっている」と話す。
クリスマス会には、メンバー約15人のほか、益田市と邑南町のがんサロングループのメンバーも加わり、約40人で交流。一緒にクリスマスソングを歌い、持参したプレゼントを交換するなどして楽しんだ。
ほっとサロン浜田の平丘幸男代表(80)=浜田市熱田町=は「メンバーの笑顔が見られて良かった。悩みを1人で抱えず、みんなで共有して笑い飛ばせるように活動を続けたい」と意気込んだ。