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幹細胞から肌ケア製品 友利新さんが学術顧問、琉球大発ベンチャー「グランセル」

2018年02月19日 10時35分39秒 | 買い物
幹細胞から肌ケア製品 友利新さんが学術顧問、琉球大発ベンチャー「グランセル」
2018年2月15日 (木)配信琉球新報

 琉球大学発のベンチャー企業Grancell(グランセル、野村紘史代表)は13日、ヒト脂肪幹細胞の培養液を原料にしたスキンケア製品「コスメアカデミア」が完成したと発表した。同製品は大学内の再生医療設備を使用して、原料から全て国内で製造している。14日にインターネットで限定販売する。
 脂肪幹細胞は再生医療などに活用されるもので、培養の過程で多くの成長因子を分泌している。成長因子を含んだ培養液をスキンケア製品に活用することで、シミやしわの改善、肌の組織修復を促進するなど多くの効果が期待できる。野村代表は「再生医療の研究成果を沖縄に還元したかった」と語った。グランセルの学術顧問を務める医師の友利新氏は「女性の肌の悩みに対応できる」とアピールした。
 14日に発売するのは化粧水(120ミリリットル、税抜き1万2千円)、美容液(30ミリリットル、同2万4千円)、セラムマスク(5枚入り、同9千円)の3種類。3月中旬にも追加販売を行う予定。購入はオンラインサイトhttp://cosmeacademia.jp/
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次世代の陽子線治療実現に貢献できる可視化技術を開発

2018年02月19日 00時03分29秒 | 医療情報
次世代の陽子線治療実現に貢献できる可視化技術を開発
早大、チェレンコフ光を使いPET計測で正確にシミュレーション
化学工業日報2018年2月15日 (木)配信 癌

 早稲田大学理工学術院の片岡淳教授らは、「放射線を見ながらがんを治す」という次世代の陽子線治療実現に貢献できる可視化技術を開発した。放射線の中でもがん治療で使われるようになった陽子線が体内でどのように進むのかをチェレンコフ光を使いPET計測で正確にシミュレーションできた。
 放射線治療は、手術に比べ患者負担を軽減できる利点がある。放射線の中でも陽子線は止まる直前にエネルギーを一気に解放させることが特徴で、深部のがん組織にダメージを集中できる。がんに的確に照射できたかを確認することが必要だったが、陽子線の体内での進み方やどの組織にどれだけダメージを与えたかを目で直接見ることができなかった。
 そこで陽子線が体内を進む過程で原子核に衝突する際に生じる陽電子放出核種の分布をPETで捉え進路を可視化するため、陽電子放出核種から生じる紫外線から可視光領域にまたがる青白い微弱なチェレンコフ光に着目、その光の生成頻度を簡単かつ正確に導出する手法を確立した。同手法で得られた結果は従来のデータベースを刷新する精度があり、PET計測を正確にシミュレーションできるようになった。
 同成果は次世代陽子線治療に役立つだけでなく、核物理学、量子力学、素粒子物理学などの基礎物理学に標準的に使われているデータベースの精度向上にも役立つ。研究論文は英科学誌「Scientific Reports(サイエンティフィック・リポーツ)」の2月7日付オンライン版に掲載された。
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