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AIロボットで高齢者支援 看護師が24時間遠隔見守り 「ベンチャーの勝算」

2018年12月02日 19時37分05秒 | 地域
AIロボットで高齢者支援 看護師が24時間遠隔見守り 「ベンチャーの勝算」
2018年11月29日 (木)配信共同通信社

 政府が医療費削減を図ろうと患者の在宅化を進める中、自宅で暮らす高齢者などが必要な医療サービスを受けにくい現状が指摘されている。福岡市のベンチャー企業「ワーコン」は、こうした課題を解決しようと人工知能(AI)搭載のロボットが自宅で問診し、必要に応じて看護師に連絡する24時間体制の見守りサービスを本格始動する。
 青木比登美(あおき・ひとみ)社長は「ロボットを活用し、支え手が少なくなっても高齢者に安心できる医療、介護環境を提供したい」と新サービスの意義を強調した。最新技術を活用しようと、NTTドコモなどの大企業を巻き込んだ。
 厚生労働省によると、2025年には全ての団塊の世代が75歳以上になるなど高齢化が加速する見通し。介護が必要になった場合、自宅で過ごすことを希望する人が7割を超えたとの調査結果もある。ただ、看護師として長年キャリアを積む中で、通院患者が自宅で孤独死するなど現状の課題にも直面した。「患者が病院から家に戻った後は何もできていない」とケア拡充の必要性を実感し、起業を決意した。
 在宅での医療・介護現場へのAI導入拡大に関し、青木氏は「高齢者の望む生き方の実現だけでなく、支える側の負担軽減にも貢献できる」と利点の大きさを指摘する。
 会話で利用者の異変を察知するAIロボットのほか、室内に体調を把握するセンサーも設置。異常があればロボットを通じて看護師が声を掛けることもでき、自宅にいながら質の高い見守りサービスを受けられる体制を構築できるという。福岡市で12月に始め、機能を追加しながら、来春以降順次エリアを拡大する。
 最新技術を活用して看護師が自宅でコールセンター業務を行える仕組みを導入するといった働き方改革の構想も温める。「住み慣れた自宅で家族と過ごしたいとの思いをかなえたい」と確かな需要に手応えを感じている。
   ×   ×
 あおき・ひとみ 九州大医療技術短期大学部卒業後、九州大病院などを経て16年に現在のワーコンを創業。52歳。
 ※在宅医療
 厚生労働省は、増大する医療費の抑制を図るため、2025年までに全国の病院ベッド数を削減する方針。患者30万人程度の受け皿が必要となることから、在宅医療の体制整備が急務となっている。訪問看護師や地域のかかりつけ医による往診などで在宅患者を支える仕組みだが、医療従事者の不足に加え、夜間や休日に及ぶ勤務の負担軽減が課題だ。
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薬剤師「おためし訪問」12月1日スタート 在宅医療・介護支援

2018年12月02日 19時31分42秒 | 地域
薬剤師「おためし訪問」12月1日スタート 在宅医療・介護支援
2018年11月29日 (木)配信福島民友新聞

 県薬剤師会(町野紳会長)は12月1日から、薬剤師が自宅や施設などを無料で訪問する本年度県地域医療介護総合確保基金事業「薬剤師のおためし訪問事業」を県内全域で始める。来年2月上旬まで。
 服薬管理支援などで在宅医療・介護の安全・安心をサポートしようと、初めて実施する。医師や訪問看護師、ケアマネジャーら他職種と連携し、同会所属の薬剤師が患者の自宅や入居施設などを無料で訪問して薬に関する相談に応じる。「薬をため込んで期限が分からなくなった」「薬を飲み忘れてしまう」「飲み合わせや副作用が心配」など患者自身の不安や困りごとのほか「服薬を嫌がる」など介護や世話をする家族らが抱える悩みにも適切にアドバイスする。詳細は県薬剤師会ホームページに掲載している。申し込み、問い合わせは最寄りの薬局、または県薬剤師会へ。
 町野会長は28日、福島民友新聞社を訪れ「薬局ではゆっくり話せないが、ご自宅や施設を訪問して直接相談に応えることで県民の皆さんの役に立てれば」と利用を呼び掛けた。
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透析患者 気軽に旅を 沖縄県内医療3者連携 台湾から受け入れ整備

2018年12月02日 14時42分22秒 | 地域
透析患者 気軽に旅を 沖縄県内医療3者連携 台湾から受け入れ整備
2018年11月29日 (木)配信琉球新報

 台湾の透析患者も安心して沖縄へ―。那覇市の「SORAアカデミーサポート」などが、台湾の腹膜透析患者が気軽に旅行に来られるよう、透析液を県内で調達できる仕組みづくりに乗り出している。腹膜透析には1日8リットルほどの透析液を使うが、台湾から持参しなくてはならず、患者の負担が大きい。27日には初めて患者2人の受け入れを調整。利用した患者からは「遠出しづらい透析患者も旅行しやすい」と歓迎の声が上がった。
 「ここまで来るのに相当な時間がかかりました」。「SORA―」の城間宇恵代表(47)は、27日夜、北谷町の「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」で、透析液の袋が詰まった段ボールを前に、ほっとした表情を浮かべた。
 日本では人工透析は医療施設などで週に数回行う血液透析が主流だが、腹腔(ふくくう)内に透析液を入れ、一定時間後に入れ替える腹膜透析もある。腹膜透析は透析液を自分で交換する方法で、在宅でもできる。海外の腹膜透析患者が日本を訪れる際は、自ら透析液を持ち込んでいるのが現状だ。
 県が県産業振興公社に委託している「中小企業課題解決プロジェクト推進事業」の一環で、中国語ができる医療従事者の育成をする「SORA―」と、沖縄医療生活協同組合、医薬品総合商社「ダイコー沖縄」の3者が連携。城間代表が調整役を担う。患者は県内の病院で受診し、ダイコー沖縄が透析液を手配した。
 27日、台湾から腹膜透析患者2人と血液透析患者6人、その家族ら計18人が来県。豊見城市のとよみ生協病院で受診し、観光を楽しんだ後、宿泊先ホテルに着いた。ホテル側も透析液の受け取りなど体制を整えていた。この日届いた透析液は2人分で40キロを超える。
 同行する看護師の謝秋香さん(53)は「健常者同様、透析患者も家族と旅行したいと思っている。でもこれだけ運ぶのは体力的につらい」と話す。半年ほど前から透析をしているという洪谷源さん(55)は、初めての海外旅行。洪さんの妻は「病気が判明してから、遠くに行きたくないと落ち込んでいた。こういう支援があるならまた来たい」と笑顔を見せた。
 城間代表によると、台湾は人口比による透析患者が世界有数に多い。「病を抱えても便利に旅行を楽しんでもらえたらと思う。沖縄は健康弱者にも優しいと言われるような取り組みをしていきたい」と意気込んでいる。
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紅葉の木

2018年12月02日 09時53分13秒 | 
職場から見える
大きな木の紅葉
なんて名前の木?
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