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女性の幸せな結婚生活、出生率に影響 男性は関係なし

2018年12月12日 13時00分01秒 | 行政
女性の幸せな結婚生活、出生率に影響 男性は関係なし
2018年12月11日 (火)配信朝日新聞

 女性が結婚生活で幸福と感じているかや、未婚女性が結婚したいと思っているかが、現在と将来の合計特殊出生率に影響を与えている――。静岡県は今夏、そんな調査結果を公表した。今後の少子化対策などに活用していく方針だが、結婚や出産は「個人の自由」とも強調している。
 静岡大と県が合同で行った統計調査「結婚の幸福度・関心度から見る未来への道標」で、昨年10月、無作為に抽出した県内在住の20代と30代の男女2万人に郵送でアンケートを送付。約4分の1の4931人から有効回答を得た。
 調査では、既婚か未婚かで質問項目を分けた。既婚者については総合的に現在の結婚生活が幸福かの「結婚幸福度」を問い、分析。女性の結婚幸福度が高い市町では、現在の合計特殊出生率も高い傾向がみられたという。一方、男性の幸福度と出生率の相関関係は見られなかった。
 未婚者については、結婚すれば幸福になれると考えるかの「イメージ度」と、将来結婚したいと思うかの「関心度」を調べた。女性の関心度と、将来の合計特殊出生率を左右する「将来予定するこども数」との間に強い相関関係がみられたことから、調査を監修した静岡大人文社会科学部の上藤一郎教授は「既婚・未婚問わず、女性の結婚に対する意識が合計特殊出生率に影響を与えている」と結論づけた。
 県は調査結果を少子化対策を検討する会議で使ったり、市町の施策の参考資料として提供したりするという。ただ、県は結婚と出生率を安易に結びつけようとしている訳ではないと説明する。静岡市葵区で11月に県が主催した、大学生と市町の意見交換会の冒頭では、県こども未来課の赤堀正美課長が「結婚や妊娠、出産は個人の自由。特定の価値観を押しつけるものではありません」と強調した。
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安来第一病院東館が完成 新診療棟 外来や包括ケア充実

2018年12月12日 12時57分49秒 | 地域
安来第一病院東館が完成 新診療棟 外来や包括ケア充実
2018年12月11日 (火)配信山陰中央新報

 社会医療法人・昌林会(杉原建理事長)が運営する安来第一病院(安来市安来町)に、新しい診療棟「東館」が完成し8日、現地で式典があった。外来診療や地域包括ケアなどの機能充実が目的。来年1月以降、準備が整ったフロアから順次使用を始める。
 鉄骨4階建てで延べ約7千平方メートル。1階に外来診療室や通所リハビリテーションなどを、2階には回復期リハビリテーション病床48床、3階には地域包括ケア病床50床を設けた。病室は8割以上を個室にした。4階は機械室などに使う。
 1階は1月上旬、2、3階は2月1日から使用する。総事業費は24億1500万円。既存病棟の再編成も行い、病院全体の病床数は40床増の381床となる。
 式典には関係者約200人が出席し、杉原理事長(78)が「地域の保健・医療・福祉の向上に引き続き最善を尽くしたい」と決意を述べた。式後に内覧会があった。
 9日には同病院周辺で開く「安来第一病院・昌寿苑まつり」に合わせ、午前9時から午後2時まで、東館の一般見学会がある。
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柴山文科相「公正な試験でも合格できず」女子再不合格で

2018年12月12日 12時56分13秒 | 行政
柴山文科相「公正な試験でも合格できず」女子再不合格で
2018年12月11日 (火)配信朝日新聞

 東京医科大から不正に不合格とされた5人の女子受験生が、入学を希望しながら「再不合格」となったことをめぐり、柴山昌彦文部科学相が「仮に公正な試験が実施されても合格できなかった方々」とツイートしたことが波紋を呼んでいる。「大学側を擁護している」と批判が出るなか、柴山氏は11日の会見で「合格判定を適正に行うための熟慮の上の決定。文科省としては、大学の判断を尊重したい」と述べた。
 柴山氏は7日の東京医科大の発表を受けて、投稿した。自らの対応を「行政側の責任者なのに、人ごとのような発言」と批判するツイートに返信する形で「彼女たちは仮に公正な試験が実施されても合格できなかった方々で、その救済策はまず大学に検討いただくのが筋だと考えます」と記した。
 5人は、東京医科大が2018年度の一般入試を再判定した結果、当初の合格ラインより上の成績だった。しかし、同大が募集定員から、再判定でも合格した「正規合格」の在校生を引いた数を入学の上限としたため、再不合格となった。ただ、より得点が低い「正規合格者」や、得点操作を受けて合格した在校生もおり、ツイッターでは「公正な試験が実施されていれば合格していなかった方が在学しているわけで、その方よりも上位の点数なのに不合格というのは、不合理」といった指摘が出ている。
 柴山氏は11日の会見で「その5人は非常に不安定な立場にたたされ、再度の(不合格の)通知を受けたのは、同情するにあまりある」とも語った。(矢島大輔)
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