日々

穏やかな日々を

二つ目の講談師なのに完売続出 空間制圧、まるで清志郎

2018年12月25日 16時44分13秒 | アート美術演劇等
二つ目の講談師なのに完売続出 空間制圧、まるで清志郎
井上秀樹、山本悠理 2018年12月24日13時51分
毒舌も魅力の講談師、神田松之丞=2018年11月22日、東京都新宿区、倉田貴志撮影

 入門12年目の若手講談師が東京の演芸界を沸かせている。神田松之丞、35歳。出演する講談会に客が押し寄せ、5日間の独演会が瞬く間に完売する。長く停滞していた伝統話芸に現れた新星。何が人々の気をひくのか。

 11月下旬、東京・新宿末広亭。夜7時過ぎになると入場客がどっと増える。大半のお目当ては、中入り後すぐに高座へ上がる松之丞だ。大柄な男が猫背で登場すると、客席のあちこちから「待ってました!」。女性の声も交じる。二つ目にこれほど掛け声がかかるのは異例だ。
 客席後方には2台の撮影カメラが。松之丞は「私の取材なんです」とうそぶいて笑わせつつ、講談はどんな芸かを説明。張り扇と扇子で釈台をたたいてリズムを取り、ささやき声で人物描写をしたかと思えば速射砲のように言葉をたたみかける。相撲ネタを緩急自在に語って「35分のところを13分でやりました」と締めると、喝采が湧いた。
 講談は江戸前期に神社や盛り場で軍記物が読まれたのが原型とされ、「赤穂義士伝」をはじめ日本人におなじみの物語を伝えてきた。最盛期の幕末から明治半ばには800人もの講談師がいたとされる。
 その後は浪曲や落語に押されていく。2000年代からブームが断続的に続く落語の陰で、講談は年配の男性客が10人程度の会も珍しくなかった。最後の定席だった東京・上野の本牧亭は11年に閉館した。
 現在の講談師は東京だけで約60人、うち6割が女性だ。ところが日本講談協会に今年、松之丞以来となる男性の新弟子が3人も相次ぎ入門した。
 松之丞の活躍抜きには語れない。所属する落語芸術協会の二つ目とユニット「成金」をつくり、落語家たちの間で話芸を磨いた。15年ごろから人気が出始め、長編を10席以上に分けて読む「連続読み」独演会は完売が続き、来年は10日間に延ばしたがすぐ売り切れた。ラジオやテレビの出演も増え、「チケットのとれない講談師」の異名はさらに広がる勢いだ。
 東京・渋谷の落語会「渋谷らくご」の仕掛け人で芸人のサンキュータツオさんは、松之丞が初めて出演した4年前の12月14日を覚えている。討ち入りの日とあって定番の「赤穂義士伝」をやると思っていたら、新作を披露して会場を笑いで満たした。「この芸能になじみのない若い人たちを楽しませ、かつ自分の存在をしっかりアピールするための最適解を見抜いた。自分を客観視している」
 本編前のマクラで、それぞれの演目の意義づけをやさしく説明する。客席を置き去りにしないから、観客も興味を持ち、次は何をするのかとまた高座に通う。単発の「点」を「線」にする力がある、とタツオさん。「『いま自分はこう考え、この地点にいる』と発信している。周囲が追いかけたくなる『GPS機能』を持った演者だ」
 TBSラジオ「神田松之丞 問わず語りの松之丞」の戸波英剛ディレクターは「出てきた瞬間に広い会場をつかむ空間制圧力が高い」という。「例えるなら、忌野清志郎みたいなロックスター」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がん患者モデル華やかに 札医大病院でショー 30人笑顔

2018年12月25日 16時31分44秒 | 地域
がん患者モデル華やかに 札医大病院でショー 30人笑顔
2018年12月21日 (金)配信北海道新聞

 がん治療などによる外見の変化を衣装やかつら(ウィッグ)でカバーし、元気に生きる姿を伝えるファッションショー「医療美容クリスマスフェスタ」が19日、札幌市中央区の札幌医大病院1階ロビーで行われ、華やかに着飾った男女約30人が歩いた。
 がん患者や家族を支援する社団法人キャンネット(旭川)が主催。今年で5年目を迎えた。
 会場では乳がんによる乳房切除、抗がん剤治療による脱毛の経験者らがモデルを務めた。医療美容の技術で、傷痕などを分からなくする方法を入院患者に紹介。音楽に合わせてモデルがポーズを決めると、集まった約150人から歓声と拍手が上がった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肝臓の手術ミスで男性死亡 兵庫県芦屋市、遺族に賠償

2018年12月25日 16時23分17秒 | 事故事件訴訟
肝臓の手術ミスで男性死亡 兵庫県芦屋市、遺族に賠償
2018年8月28日 (火)配信共同通信社

 兵庫県芦屋市の市立芦屋病院で昨年7月、肝臓に液体がたまる「肝嚢胞(のうほう)」の手術を受けた同県西宮市の男性=当時(76)=が大量出血して死亡したことが28日、分かった。病院は医療事故と認め、市は遺族に賠償金約4200万円を支払うことを決めた。
 病院によると、肝臓内にある嚢胞に液体がたまって肥大化し、これを切除する手術で執刀医が誤って肝静脈を傷つけたために大量出血し、男性は手術中に死亡した。
 病院は昨年8月に第三者による事故調査委員会を設置。委員会は「嚢胞と肝静脈の識別は困難だが、血管かどうかを確認するためにもっと小さな穴を開けるなど、より慎重に処置すべきだった」と認定。病院は昨年11月、遺族に謝罪した。
 芦屋市は遺族に賠償金を支払う内容の議案を9月の市議会に提出する。病院は「院内で医療安全に関する研修会を開くなど再発防止に努める」とのコメントを出した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(フォーラム)年賀状、出しますか? ババは来年が最終かな?

2018年12月25日 16時04分41秒 | 
(フォーラム)年賀状、出しますか?
2018年12月24日05時00分

 2018年もあと1週間余り。年賀状づくりに追われて年末を迎えた人も多いのではないでしょうか。お年玉くじ付きの年賀状が登場したのは戦後まもない頃。郵便制度の発達とともに年始の習慣として広まりました。でも、SNSなどの普及で発行枚数は減少傾向です。「出す派」も「出さない派」も、その思いや理由はさまざまなようです。

 朝日新聞デジタルのアンケートに寄せられた声の一部を紹介します。

 ■<YES>数十年の財産/思い出に
 ●「たとえ1年に一度のつながりでも、近況報告で友人、知人と数十年やりとりが続く年賀状は、貴重な財産」(神奈川県・50代女性)
 ●「生まれ育った土地を遠く離れて生活していて、なかなかお会いできない方との関係を感じる機会になっています」(沖縄県・50代女性)
 ●「単なる習慣。家族写真を撮って印刷しているが、その写真が思い出になる。自分のために送っている気がする」(東京都・50代男性)
 ●「年末は忙しいけれど、誰かの顔を思い浮かべて新たな年のあいさつをする時間的・精神的余裕は持ち続けていたい」(東京都・30代男性)
 ●「煩わしく思いながらも出していたが、社外関係者に久々に連絡して新しい仕事につながった。前向きな気持ちに出せる方には出していこうと考えている」(愛知県・20代女性)
 ●「日頃SNSばかりの現代にこそ、年に一度くらい書きましょう」(長崎県・50代女性)

 ■<NO>手間とお金が/時代遅れ
 ●「手間とお金がかかるので正直もらってもうれしくはない。また、個人情報である住所を聞くことのハードルが高い」(京都府・20代女性)
 ●「古き良き日本の慣習ではあるものの、既に時代遅れになっている。一般世帯では費用も重荷となっているように思う」(東京都・40代男性)
 ●「身辺整理の意味も含め、昨年から送るのをやめました。年末の仕事の多忙な時期での作業が一つ減り、心理的にとても楽になりました」(京都府・40代女性)
 ●「まったく会うことも無い人に元気ですなんて書いて知らせる必要性を感じません。たまに会う人でもメールやブログで元気なことを知らせられます」(三重県・70代男性)
 ●「年賀状のやりとりしかない人は既に縁が無くなっていると思うし、縁があるなら年賀状でなくても連絡できている」(東京都・60代男性)
 ●「ずっとやめたかった。年賀状だけのためにプリンターを買ったが、はがき代やトナー代などお金と時間の無駄」(東京都・50代男性)

 ■終活年賀状、シニア関心
 近年、増えてきているのが「終活年賀状」。年始のあいさつに続いて、「年賀状は今年限りにさせていただきます」といった辞退宣言を書き添えたものです。
 葬儀サービス会社が昨年末に65歳以上の約200人を対象に行った調査では、「終活年賀状を受け取ったことがある」が57%で、「出したことがある」は6%でした。
 朝日新聞のアンケートでも、出した人たちの体験談が寄せられました。理由は「高齢になったから」「しんどいから」のほか、「続いてきた年賀状がだんだんと雑なものに変わってきたから」との回答もありました。
 一方で、受け取った側には「新年早々、絶縁状をもらいたくない」などの否定的な声もあります。
 終活年賀状への関心の高まりを受けて、年賀状イラストのダウンロードサイト運営会社は昨年から、終活年賀状用の文案の提供を始めました。担当者は「これからも需要は高まる」とみています。
 「終活年賀状」について寄せられた意見を紹介します。

 ●「年賀状を作る気力が衰えてきたので、昨年から付き合いの少ない知人には『年賀状を最後にする』と書き添えて送りました。心の負担が少なくなるのを実感しています」(愛知県・70代男性)
 ●「私の親も昨年、終活年賀状を出しました。親から相談を受け、私が文章を考えて『今年限りで……』というような内容で出しました。やはり高齢になると書くのもおっくうになりますよね」(愛知県・50代女性)
 ●「年長者に辞退は言い出しづらいです。今年書く年賀状では、年下には『辞退』を書き添えようと思っています」(神奈川県・70代男性)
 ●「終活年賀状の記事を読んで『なるほど』とも思いましたが、新年早々、先方をしんみりした気分にさせるのもどうかと思ってしまいます」(広島県・40代女性)
 ●「終活年賀状を受け取ったことがありますが、年明け早々、気分が良いものではなかったです。宣言するなら、年内のうちに届けてほしいです。そしたら、こちらも年賀状を出さないので」(大阪府・40代女性)
 ●「数年前から、終活年賀状を何枚か受け取りましたが、私とは関わりを持ちたくないんだなと、見捨てられたような気持ちになってしまいました」(東京都・50代女性)

 ■お年玉くじ70年、賞品に世相 ミシン→「三種の神器」→現金1万円
 年賀状の起源は明確ではありませんが、郵政博物館(東京)によると、平安時代の史料には年始のあいさつを手紙で交わしていたことが記されています。明治時代に郵便制度が始まると、はがきの普及とともに一般化しました。年賀はがきの当初発行枚数は、2004年用の約44億5千万枚が最も多く、19年用は約24億枚まで落ち込んでいます。
 年賀はがきで楽しみなのが、お年玉くじ。賞品の変遷をたどると、戦後日本の世相が見えてきます。
 お年玉くじ付き年賀はがきが登場したのは、戦後の混乱がまだ残る1949(昭和24)年でした。郵政博物館などによると、大阪・心斎橋で雑貨会社を営んでいた京都在住の故林正治氏が、当時の大阪郵政局にアイデアを持ち込みました。翌年向けの年賀はがきの賞品は、特等がミシン、1等は純毛洋服地でした。当時、服は自ら仕立てるのが主流だったのです。
 54年には国内で本放送が始まったばかりのテレビ、56年には電気洗濯機と、当時「三種の神器」と呼ばれた家電も賞品となりました。昭和40年代になると、ポータブルテレビ(65年)や8ミリ撮影機(69年)、ラジカセ(74年)といった娯楽関連の賞品が多くなりました。
 平成に入ると生活の多様化に対応するようになり、賞品の選択制が導入されました。国内外の旅行券やBSアンテナつきのテレビ、MDプレーヤーにノートパソコンといったものに移り変わりました。
 2014年には1等賞品に初めて現金1万円が加わりました。2年後には10万円、19年用は30万円です。日本郵便は「お客さまに喜ばれる賞品を検討した結果、現金を導入するに至りました」と説明しています。

 ■無駄を楽しめる余裕、持ってみては 郵便学者・内藤陽介さん(51)
 通信手段が多様化し、若い世代を中心に郵便が身近な手段ではなくなりつつあります。しかし、それでも年賀状がなくなることはないでしょう。自分からは出さなくても、何らかの形でも年賀状を受け取らないという人は少ないはずです。
 年賀はがきの販売枚数は減り続けていますが、これまでが多すぎた。他に年始のあいさつの手段がなく、年賀状を出さなければ非難されるのではないか、という同調圧力を感じながら無理やり書いていた人も多いはず。義務的に出さざるを得ない状況が変わって、年賀はがきの売り上げも「水ぶくれ」が解消されようとしているのではないでしょうか。
 年賀状は単なる伝達手段にとどまらず、生真面目な日本人の間に定着した文化です。文化というものは無駄の塊。儀礼的な電報がいまだに残っているのもそうですが、無駄を楽しめる余裕を持てたらいい。メールやSNSなどに慣れ親しんだ世代には、手紙を書く経験をしてもらういいきっかけになると思います。
 一方で近年は個人情報保護の意識が高まり、学校では名簿や連絡網が作られず、住所がわからなくなった。インターネットが普及し、年賀状に否定的な意見も目立つようになった。でも、無駄とも思える年賀状を手間ひまかけて送りたいと思う人もいる。それは尊重すべきだし、攻撃するようなことではありません。
 年賀状は元日に届かなくてもいいのです。出したければ出し続ければいいし、しんどくなったらやめたらいい。正月から神経質になって目くじらを立てる必要はないし、もっと気楽に考えて、文化の一つとして楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 ◆辻健治、佐藤恵子が担当しました。

 ◆来週はお休みし、来年1月7日は「休み方改革」を掲載します。

 ◇ご意見や体験をお寄せ下さい。asahi_forum@asahi.comか、ファクス03・3545・0201、〒104・8011(所在地不要)朝日新聞社 編集局長室「フォーラム面」へ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生100年、育児どうすれば… 提唱の著者に人生相談

2018年12月25日 15時59分16秒 | 行政
人生100年、育児どうすれば… 提唱の著者に人生相談
有料会員限定記事
聞き手・高重治香 2018年12月18日23時27分
大学生たちを前に講演するロンドンビジネススクールのリンダ・グラットン教授=2018年12月7日午前、東京都渋谷区の聖心女子大、仙波理撮影

 テクノロジーが進化し、寿命もますます延びる未来に、私たちは働き方や生き方、人間関係まで変えなくてはならない。そう提唱して「人生100年時代」ブームを起こした「ライフ・シフト」の著者リンダ・グラットンさんが来日した。変わりたくても目の前の仕事と育児を続けるだけで精いっぱいの記者が、人生相談をした。
 ――これから私たちの生き方と働き方が大きく変わると説いた著書がベストセラーになりました。
 「主に三つの変化を予想しました。まず寿命が長くなり、60代を過ぎても働き続ける人が増えるでしょう。また、技術は飛躍的に発展し、人間の働き方を変えます。さらに家族のあり方は多様になり、女性が仕事で担う役割は大きくなる一方、男性が家庭で過ごす時間は増えるでしょう」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の癒し

2018年12月25日 15時47分06秒 | カメラ
ほんと
かわいいね
正月までには
沢山咲くよね。

白鳥は
かわいい?とは言えない
田んぼの白鳥は美しいとも言えない
なんていっていいのかな?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン