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フロア分煙「煙が下階に漏れる」 禁煙学会が反対

2018年12月22日 21時32分39秒 | タバコ
フロア分煙「煙が下階に漏れる」 禁煙学会が反対
2018年12月21日 (金)配信朝日新聞

 2020年4月から始まる受動喫煙対策で、厚生労働省が複数階ある施設で2階以上のフロア全体を「喫煙室」とみなすフロア分煙を容認したことについて、日本禁煙学会は20日、認めないよう求める要望書を同省に提出した。「空調の問題などで、煙が下の階に漏れることがあり、フロア分煙では受動喫煙被害は防げない」などとしている。
 今年7月に成立した改正健康増進法では、多くの人が使う施設や飲食店は原則屋内禁煙とし、喫煙室以外では基本的に喫煙できない。客席100平方メートル以下などの既存店では例外的に喫煙を認める。
 ただ、フロア分煙では、密閉された喫煙室をつくる必要がなく、店側の選択肢が増える。客席100平方メートル超の大手チェーン店などでも、加熱式たばこに限れば、2階以上のフロア全体で喫煙しながら飲食や遊技などができるようになる。
 学会の作田学理事長は「喫煙者が下の階を通り過ぎるときに、3次喫煙ともいえる受動喫煙が生じることがある。加熱式たばこでも、健康被害が起きかねない状況は変わらない」と話した。
 厚労省の専門家委員会は今月11日、たばこの煙は基本的に上に行くため、受動喫煙は防げるとして、フロア分煙を容認していた。(黒田壮吉)
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羽生「無冠」 平成将棋界の生きる伝説が迎える正念場

2018年12月22日 20時20分17秒 | 行政
羽生「無冠」 平成将棋界の生きる伝説が迎える正念場
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村瀬信也 2018年12月22日04時59分
【動画】竜王戦で敗れ、無冠となった羽生善治前竜王=瀬戸口翼撮影
感想戦をする羽生善治前竜王(左)と広瀬章人新竜王=2018年12月21日午後7時15分、山口県下関市、堀英治撮影

 平成の将棋界をリードしてきた羽生善治竜王(48)がタイトルを失い、27年ぶりに無冠になった。歴史に残る数々の記録を打ち立ててきたが、近年は成長著しい若手に苦しめられている。第一人者が正念場を迎えている。

 広瀬章人八段(31)を挑戦者に迎えた竜王戦七番勝負。山口県下関市で20、21日に指された第7局は、史上初の「タイトル獲得通算100期」がかかっていた。
 「負けました」。羽生竜王が投了を告げて無冠が決まると、対局室には約70人の報道陣が詰めかけた。前竜王となった羽生は「非常に形勢判断が難しい将棋だった」「(今シリーズは)細かいところでの選択で間違えてしまった気がする」と振り返った。口調は淡々としていたが、時折うつむく姿も見られた。
 羽生前竜王の初タイトルは1989年の竜王戦だった。96年、7タイトルを史上初めて独占。08年には名人通算5期で永世名人の資格を得た。12年、大山康晴十五世名人(故人)を抜いて、タイトル獲得が史上最多の81期になった。
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