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「マスクなし」が陽性者の約85%、「福井モデル」でマスク徹底厚労省アドバイザリーボードで紹介、感染防止と経済再生の両立目指す

2021年05月27日 23時40分38秒 | ウイルス

「マスクなし」が陽性者の約85%、「福井モデル」でマスク徹底

厚労省アドバイザリーボードで紹介、感染防止と経済再生の両立目指す
 
 厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(座長:脇田隆字・国立感染症研究所所長)の5月26日の第36回会合で、「おはなしはマスク」とのキャッチコピーで、マスク着用徹底に取り組む「福井モデル」が紹介された。COVID-19陽性者の約85%が「マスクなし」の会話と関係するというエビデンスを基に、「マスク会食推進店」を指定、同店で利用可能な食事券を配布し、感染防止と経済再生の両立を目指している。

 広島県でも、独自の積極的疫学調査J-SPEEDデータを用いた分析で、一定の場面で「マスク着用あり」の場合は、「マスク着用なし」と比較して陽性率が減少するエビデンスが得られている(資料は、厚労省のホームページ)。

 非公開会合後の会見で、脇田座長は「一部地域でマスクの効果に関する分析がなされているが、このような結果も踏まえれば、会食時を含め会話の際にマスクの着用を徹底することは重要。引き続き、職場や学校を含め、日常生活の様々な場面で、マスクの正しい着用等基本的な感染予防対策を行うことの重要さを発信することが必要」と説明。一方で、こうした発信が、「マスクさえすれば大丈夫」というメッセージとなる懸念もあることから、「遵守の徹底が難しいことにも留意が必要」と釘を刺し、手洗いや3密回避、換気などの対策の重要性も強調した。

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ワクチン供給要望、和歌山 接種率1位、診療所多く?

2021年05月27日 23時36分57秒 | ウイルス

ワクチン供給要望、和歌山 接種率1位、診療所多く?

2021年5月27日 (木)配信共同通信社
 

 和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は26日、河野太郎行政改革担当相と東京都内で面会し、新型コロナウイルスワクチンのさらなる供給を求めた。県によると、1回目の接種を終えた65歳以上の高齢者の割合は23日時点で同県は17・47%で、全都道府県でトップだった。県の担当者は診療所の数が多く「かかりつけ医を通じて予約や問診がスムーズだったからではないか」と分析している。

 県によると、和歌山県では65歳以上の約30万9千人のうち約5万4千人が接種した。次いで山口県14・28%、高知県12・04%の順に高かった。

 厚生労働省などによると、2019年の人口10万人当たりの一般診療所の数は都道府県別で和歌山県が110・8カ所と全国トップ。和歌山市では診療所約280カ所で個別接種を進めている。

 和歌山県では4月中旬、65歳以上への接種が始まり大型連休明けに本格化。和歌山市では、かかりつけ医のいない高齢者らを想定した集団接種も予定している。6月中旬には、65歳以上の9割が接種を受けられるワクチン量の確保が見込まれる

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島根、入院一時100人超 県、軽症者の自宅療養も検討

2021年05月27日 23時34分11秒 | ウイルス

島根、入院一時100人超 県、軽症者の自宅療養も検討

地域 2021年5月27日 (木)配信山陰中央新報

島根県内で新型コロナウイルス感染症の入院患者が25日に一時、初めて100人を超え、病床の使用率が40%超となった。5月に入り、県西部を中心にクラスター(感染者集団)が続発し患者が急増したため。もともと病床が少ない県西部の医療現場は負担が増し、県は近く病床を積み増し、宿泊療養施設を稼働させる。さらなる事態悪化に備え、軽症者を自宅療養とする対応の検討にも入った。

県内の感染者数は、約80日ぶりに2桁台となった4月中旬以降、増加傾向になった。5月の大型連休後には益田保健所管内のカラオケ喫茶などで計3件のクラスターが発生し急増した。

 県によると、25日午前0時現在の入院患者は103人で確保病床(253床)の使用率は40・7%となった。午後4時現在は93人、36・8%となり「ステージ4」(爆発的感染拡大)の水準(50%)からは遠のいたが、予断を許さない。

 益田市医師会の松本祐二会長は、コロナ患者を受け入れる管内の施設が一般病棟を停止しながら対応している窮状を踏まえ「予想を超える感染者だ。看護師確保も難しいレベル」と危機感を口にする。

 県健康福祉部などによると、県西部の病床は県全体の3割程度しかなく、県西部の患者を県東部の病床にも振り分けている。同部の谷口栄作医療統括監は「もう一つクラスターが来れば厳しくなる」とみる。

 県は病床を増やし、宿泊療養施設(計98室)を稼働させるほか「患者が200人前後になれば検討せざるを得ない」(谷口医療統括監)という軽症者の自宅療養も視野に入れる。患者の健康状態を巡回確認する担当者を置き、陰性の家族はホテルで過ごすといった具体策を検討している。

 25日の定例会見で丸山達也知事は「医療の負荷が高まっている。深刻に受け止めている」とし、対策強化の意向を強調した。

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日医工子会社など高血圧症治療剤自主回収

2021年05月27日 23時30分08秒 | 医療情報

日医工子会社など高血圧症治療剤自主回収

2021年5月25日 (火)配信北日本新聞
 

 日医工子会社の日医工ファーマなど5社は24日、高血圧症などの治療剤「アロチノロール塩酸塩錠5ミリグラム製剤」について、溶出試験で規格に合わないロットが確認されたとして自主回収すると発表した。

 そのほかの4社は沢井製薬、武田テバ薬品、東和薬品、日本ジェネリック。いずれも同じ製造所に製造を委託している。

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感染急増、懸命の水際対策 ファクターX、覆す懸念も インド変異株猛威

2021年05月27日 23時26分40秒 | ウイルス

感染急増、懸命の水際対策 ファクターX、覆す懸念も インド変異株猛威

 2021年5月19日 (水)配信共同通信社
 

 インドで新型コロナウイルス感染者急増を招いた変異株流入を防ごうと、アジア各国が水際対策に懸命だ。世界保健機関(WHO)などによると、アジアの感染者数は4月以降、ワクチン接種が進む欧米の合計を上回る。「成功例」とされた台湾やシンガポールでも増加。感染力の強いインド変異株はアジア人の感染を防ぐ「ファクターX」を覆す存在になる懸念もある。五輪を控える日本には大きな不安要因だ。

 ▽優等生の緊張

 「突破された」。玄関口のチャンギ国際空港を中心に厳戒態勢を敷き防疫の「優等生」とされてきたシンガポール。16日時点で少なくとも74人のクラスター(感染者集団)が空港で発生し、運輸相は何重もの防御が破られたことを嘆いた。

 シンガポールのコロナ死者はこれまでわずか31人。変異株を警戒し、入国者の強制隔離期間を2週間から3週間に延長するなど先手を打ってきた。感染リスクが高いとして空港労働者らに優先接種したが、接種済みの男性清掃員(88)が陽性となり、クラスターが発覚した。

 市内では、感染ルートを追跡できない事例が発生。政府は16日から来月13日まで外食禁止や原則在宅勤務を求めた。中心部の屋台街で持ち帰りに絞って営業する料理店の男性は「見ての通り客はいない。仕方ないが大変だ」と話した。

 同じく優等生とされてきた台湾でも今月中旬以降、市中感染が拡大し、台北市政府が外出を極力控えるよう呼び掛け緊張が高まった。中央感染症指揮センターによると、台湾でインド変異株の感染は3例確認。居留資格がない外国人の入境は19日から原則禁止に。インドに滞在した外国人の入境は既に停止した。

 ▽一進一退

 これまで感染爆発に至っていなかった東アジア諸国。インド変異株は、手洗い習慣などのアジア特有のファクターXを物ともせず、猛威を振るうことになるのか。中国や韓国は厳しい水際対策で懸命に耐えている。

 中国は入国者を2~3週間隔離し、複数回PCR検査を実施する厳しい措置を継続。新規発症者はほとんどが本土外から到着した人にとどまっている。

 「一部の都市」で既にインド変異株を検出。浙江省は今月10日、停泊中の香港籍船舶の船員から4月下旬に「インドで流行中の型」を検出したと発表した。

 韓国も一進一退が続く。感染者のうち変異株が占める割合は4月上旬の約7%から5月上旬には約28%に急増。緊急退避用の臨時航空便でインドから帰国した韓国系企業駐在員ら計約540人のうち十数人の感染が判明した。

 日本の厚生労働省も国内での監視を強化するとの通知を都道府県などに出し警戒。月内にもインド株特有の変異を見つけるPCR検査を導入する。(シンガポール、台北、北京、ソウル共同)

 ※ファクターX

 アジアの新型コロナウイルスによる感染者や死者が、欧米に比べて比較的少ない何らかの要因。英語の「FACTOR(要因)」と未知を表す「X」を組み合わせた言葉で、ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥(やまなか・しんや)教授が名付けた。教授は候補として「文化や生活習慣の違い」や「遺伝や免疫学的要因」を挙げ、解明できれば対策に生かせるとして注目を集めた。最近はインドで感染が急拡大するなどアジア各国で状況が悪化し、ファクターXの存在に懐疑的な見方もある。(共同)

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