日々

穏やかな日々を

元厚労相そして里親になる

2022年03月30日 23時11分36秒 | 

元厚労相そして里親になる…制度推進に関わった責任者「経験通し問題点把握したい」

 2022年3月30日 (水)配信読売新聞
 

 官房長官や厚生労働相を歴任した元衆院議員の塩崎恭久さん(71)が、地元の愛媛県で里親として登録された。厚労相時代に里親制度を推進する法改正に取り組み、「制度に関わった責任者として、普及に貢献したい」と申請した。

 塩崎さんは1993年の衆院選で旧愛媛1区から出馬し、初当選。28年間の国会議員生活で、最も力を入れたテーマの一つが「児童養護問題」だった。

 虐待などの理由で親元で暮らせない子どもについて、日本では施設での養育が主流だった。現場を視察する中、家庭的な里親の元で養育する必要性を感じ、厚労相だった2016年の児童福祉法改正では、「家庭養育優先」の理念にこだわり、条文に盛り込まれた。里親への手当を拡充し、受け入れやすい環境も整えた。

 しかし、その後も里親への委託は伸び悩んだ。親元で暮らせない子どものうち里親に委託された割合(委託率)は16年度末の18・3%から19年度末に21・5%に増えたものの、7割を超える米英などと比べると低水準だ。里親制度への理解不足が背景にあるという。

 こうした現状を問題に感じていた塩崎さんは、国会議員生活を終えるにあたり、「自分に何ができるのか」と考えた。松山市の児童相談所を訪ね、里親に年齢制限がないと聞き、妻の千枝子さん(70)に「里親になろうと思う」と相談。「あなたの気持ちはわかる」と快く受け入れてくれたという。

 今月中旬、愛媛県から里親に登録されたとの通知が届いた。塩崎さんは「心に傷を負って不安を抱える子どもは多く、責任を持って預かり、『この家にいたら大丈夫』と安心して暮らせる場所にしたい」と決意を語る。制度の問題点を把握したいという目的もあり、「実際に経験することで、使い勝手の悪いところに気づけば、修正を国に働きかけていきたい」と話した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医師は看護師の最大16倍

2022年03月30日 22時24分52秒 | ウイルス

歯科医師は看護師の最大16倍 同じコロナワクチン打ち手なのに…時給に格差

 
 

 ワクチンの筋肉注射は本来、医師や看護師の資格が必要で、歯科医師が担うと医師法違反となる。厚生労働省は昨年4月、自治体による集団接種会場が増えると打ち手不足になる恐れがあるとして「看護師の確保ができない」場合などに歯科医師による接種を容認した。

 集団接種では一般的に医師が予診、看護師らが接種を担当。接種の本格化に伴い、歯科医師も接種に加わった。三隅助教は昨年4月から約半年かけて、神戸市や福島市など22自治体の賃金実態を調べた。

 その結果、半数が歯科医師の時給を医師と同額に設定。長野県飯山市では、歯科医師の時給1万8000円に対し、市が直接雇用した看護師は1130円(市が業務委託した医師会が雇用した場合は5000円相当)と15・9倍の差があり、格差が最大となった。市は看護師の時給が低い理由を「(別のワクチン接種などで雇用する)看護師の時給が既に設定されており、それを変えなかった」としている。

 九州では福岡、北九州両市を調査。福岡市は医師と同じ1万2500円で看護師の5倍だった。昨年5月末から歯科医師が応援に入り、同8月末で終えた。ピーク時で打ち手の2割を歯科医師が占めたという。同市は「当時は緊急的に人材が必要で、平均月収などから考えて医師と同額にした」と説明する。

 北九州市では昨年7月から歯科医師が接種しているが、時給額は「関係者の利害に影響がある」などとして不開示だった。

 三隅助教は医師と看護師の間の賃金格差も踏まえた上で「ある程度高い賃金を設定すれば、看護師を確保できた可能性がある。本当に『看護師が確保できない状況』と言えたのかどうか、冷静に分析する必要がある」と指摘している。

 (竹次稔)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある老人

2022年03月30日 07時54分22秒 | 

老人は

過去を振り返っては泣き

他所の話を知っては泣き

ドラマを見ては泣き

天気予報を見ては泣く

だから、こころが涙まみれで

びたびた

友が認知症になり

友が癌になり

死する人を涙で送る

家族には延命処置はいらないよとまだ言っていない

いつどのように言おうかと

枯れた涙の後思う

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン