昨日は二俣川から鶴ヶ峰まで歩きました。
途中聴いたのは、1879年生まれのレスピーギの作品。
「シバの女王ベルキス」組曲は、バレエ音楽として、
1930年から1931年の間にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、ジェフリー・サイモン指揮、
フィルハーモニア管弦楽団の演奏によるもの。
4つの曲からなるこの組曲は、従来の第二曲と第三曲を入れ替えて、
演奏することがあるようで、この盤もその入れ替えた形になっている。
第一曲「ソロモンの夢」は、弦楽器と木管楽器により幻想的に始まる。
イングリッシュホルンが甘美に東洋的な旋律を奏で、夢のような世界を描く。
フルートが入ったあと、弦楽器が旋律をユニゾンで奏したあと、
打楽器と金管楽器が加わり、華やかな感じになり、
映画音楽のようにスケールの大きい感じの音楽となっていく。
いったん、その華やかな部分が静まって、
独奏チェロとハープが叙情的で東洋風の旋律を奏でる。
弦楽器がその旋律を情熱的に繰り返し、オーボエがそれに続き、
冒頭の旋律が繰り返し木管楽器により扱われ、最後は静かに終わる。
第二曲「戦いの踊り」は、金管楽器と打楽器により荒々しい音楽。
戦闘を思わせる太鼓のリズムの上で、木管楽器が異国風の旋律を奏でる。
木管楽器と金管楽器のやりとりによってリズミカルに進む音楽は吹奏楽向きで、
その後も軽快でダイナミックな感じに進行して終わる。
第三曲「夜明けのベルキスの踊り」は、独奏フルートが活躍する。
チェレスタが神秘的な部分を加え、そのあと出てくるイングリッシュホルンが、
東洋的な部分を醸し出し、弦楽器もその情熱的にそれに加わっていく。
再びフルートの独奏が入り、クラリネットなど木管楽器が加わり、
そのあとは弦楽器が甘美な旋律を奏でていき、最後は消え入るようにして終わる。
第四曲「狂乱の踊り」は、弦楽器の奏でる東洋的で舞踏風の旋律に、
木管楽器や打楽器、金管楽器が加わり、熱狂的な音楽が展開される。
そのあといったんおさまると、舞台裏からトランペットの独奏が響く。
再び舞踏風の旋律が繰り返され、ティンパニが荒々しくリズムを刻み、
木管楽器が絡み、金管楽器も絡んでゆき、金管楽器がファンファーレ風の旋律を奏で、
舞踏風の旋律と絡んで盛り上がり、最後は華やかな中、堂々と終わる。
さすがレスピーギらしく、こんな曲もあったんだなあと感心。
途中聴いたのは、1879年生まれのレスピーギの作品。
「シバの女王ベルキス」組曲は、バレエ音楽として、
1930年から1931年の間にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、ジェフリー・サイモン指揮、
フィルハーモニア管弦楽団の演奏によるもの。
4つの曲からなるこの組曲は、従来の第二曲と第三曲を入れ替えて、
演奏することがあるようで、この盤もその入れ替えた形になっている。
第一曲「ソロモンの夢」は、弦楽器と木管楽器により幻想的に始まる。
イングリッシュホルンが甘美に東洋的な旋律を奏で、夢のような世界を描く。
フルートが入ったあと、弦楽器が旋律をユニゾンで奏したあと、
打楽器と金管楽器が加わり、華やかな感じになり、
映画音楽のようにスケールの大きい感じの音楽となっていく。
いったん、その華やかな部分が静まって、
独奏チェロとハープが叙情的で東洋風の旋律を奏でる。
弦楽器がその旋律を情熱的に繰り返し、オーボエがそれに続き、
冒頭の旋律が繰り返し木管楽器により扱われ、最後は静かに終わる。
第二曲「戦いの踊り」は、金管楽器と打楽器により荒々しい音楽。
戦闘を思わせる太鼓のリズムの上で、木管楽器が異国風の旋律を奏でる。
木管楽器と金管楽器のやりとりによってリズミカルに進む音楽は吹奏楽向きで、
その後も軽快でダイナミックな感じに進行して終わる。
第三曲「夜明けのベルキスの踊り」は、独奏フルートが活躍する。
チェレスタが神秘的な部分を加え、そのあと出てくるイングリッシュホルンが、
東洋的な部分を醸し出し、弦楽器もその情熱的にそれに加わっていく。
再びフルートの独奏が入り、クラリネットなど木管楽器が加わり、
そのあとは弦楽器が甘美な旋律を奏でていき、最後は消え入るようにして終わる。
第四曲「狂乱の踊り」は、弦楽器の奏でる東洋的で舞踏風の旋律に、
木管楽器や打楽器、金管楽器が加わり、熱狂的な音楽が展開される。
そのあといったんおさまると、舞台裏からトランペットの独奏が響く。
再び舞踏風の旋律が繰り返され、ティンパニが荒々しくリズムを刻み、
木管楽器が絡み、金管楽器も絡んでゆき、金管楽器がファンファーレ風の旋律を奏で、
舞踏風の旋律と絡んで盛り上がり、最後は華やかな中、堂々と終わる。
さすがレスピーギらしく、こんな曲もあったんだなあと感心。