Mars&Jupiter

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ルイジ・ボッケリーニのフルート協奏曲ニ長調作品27G.489を聴く、そして片倉町から横浜まで歩く

2011-07-30 06:25:31 | 古典~現代音楽イタリア編
しばらく、忙しくブログを書いている時間がなく、
いきなりお休みがしばらく続いてしまいました。
何とかその仕事も終わり、時間ができやっとブログ復活という感じです。
昨日は片倉町から横浜駅まで歩きました。
そのあと山下町の方にあるシタールという店に行き、
二人でビールを飲みながらインド料理を食ました。
歩く途中聴いたのは、1743年生まれのボッケリーニの作品。
フルート協奏曲ニ長調作品27G.489は、1770年から1773年の頃に作曲された。
しかし、これは現在偽作とされ、ポコルニーによるものとされている。
今回聴いたCDは、ペーター・ルーカス・グラーフのフルート、
ブルーノ・ジュランナ指揮、パドヴァ室内管弦楽団の演奏。

第一楽章アレグロは、ホルンと弦楽器による旋律がしばらく続き、
モーツアルトのような優雅な感じをみせてくれる。
フルートが入り、カデンツァ風の技巧的な独奏の部分もみせながら、
軽快で明るい旋律が奏され、短い展開部を経て、再び主題が奏される。
オペラ的な華やかさも持ちつつ、終わりの方でカデンツァが入り、
独奏フルートによる技巧的で美しい音色が発揮され、
最後は弦楽器とホルンで軽快に終わる。
第二楽章ラルゴは、ゆったりとしたテンポの中、
フルートが中心となった牧歌風の旋律を奏でていく。
フルートと弦楽器が時にはユニゾンで旋律を奏でていく。
終わりのフルートの美しいカデンツァの部分を経て、
最後は弦楽器を中心におだやかな感じで終わる。
第三楽章アレグロは、軽快な主題が弦楽器中心に奏でられ、
時々ホルンがそれに絡んでいく部分が最初続く。
この音楽を聴くと、やはりモーツアルトの時代だなあと思わせる。
フルートが入り、技巧的な部分もみせながら、華やかに旋律を奏でていく。
終わりにカデンツァが入り、ここでも美しいフルートの音色を堪能できる。
弦楽器とホルンによる冒頭の部分が繰り返され、
最後はフルートもそれに絡んで華やかな中に終わる。
コメント
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