Mars&Jupiter

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アーノルド・バックスのピアノ・ソナタ第3番嬰ト短調を聴く

2013-03-24 18:52:50 | アーノルド・バックスの作品
昨日はウォーキング休みました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1926年に作曲されたピアノ・ソナタ第3番嬰ト短調である。
今回聴いたCDはエリック・パーキンのピアノ演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・モデラート-ヴィーヴォ-アンダンテ・コン・モートは、
ゆったりとした感じで叙情的な旋律が奏でられて始まる。
そして力強い主題が現れ、対照的な叙情的な主題とともに展開され、
最初の主題が再現されて、最後は盛り上って力強く終わる。
第二楽章レント・モデラートは、神秘的な感じでゆったりと始まる。
しっかりとした低音と、その上を軽やかに動く高音部の動きが特徴的で、
やがて民謡風のなつかしさを思わせるような旋律が現れる。
徐々にドラマティックに盛り上がりを見せたあとは、
回想するかのような穏やかな音楽になり、最後は静かに終わる。
第三楽章アレグロ・モデラート-モデラート・モルト・エスプレッシーヴォは、
速く激しい感情を表すような旋律が奏でられて始まる。
ドラマティックに盛り上がりを見せたあとは、
おだやかな音楽が続くが、最後盛り上って力強く終わる。
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