昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1936年に作曲された弦楽四重奏曲第3番ヘ長調である。
初演は翌年5月BBCナショナル・プログラムで行われた。
今回聴いたCDはマッジーニ四重奏団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロは、ピッチカートによる緊迫した中、
生き生きとした躍動的な第一主題が奏でられて始まる。
対照的な第二主題はおだやかで優しい感じである。
この提示部が終わると展開部に入り、第一主題から変形されていく。
このあたりの主題の展開の手法には熟練した作曲技法が見受けられる。
再現部を経て、最後は第一主題を中心に盛り上って力強く終わる。
第二楽章ポコ・レントは、おだやかな旋律が奏でられて始まる。
しかし、やや影を持った感じで、その主題を繰り返しながら、
時には盛り上がり、時には静かな感じになり、これを繰り返していく。
様々なスタイルで主題が繰り返され、そのあたりの技法もなかなかである。
最後は消え入るようにして終わる。
第三楽章スケルツォとトリオは、せわしない感じで始まる。
速く軽快な旋律が奏でられ、荒々しい部分もみせていく。
中間のトリオはおだやかで牧歌的な感じである。
再び最初の部分が繰り返されて終わる。
第四楽章アレグロは、力強い感じの旋律が堂々と奏されて始まる。
生き生きと弾んだ明るい旋律が繰り返し奏でられていき、
終わりの方ではおだやかな感じになり、
最後は再び盛り上がり、力強く終わる。
途中聴いたのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1936年に作曲された弦楽四重奏曲第3番ヘ長調である。
初演は翌年5月BBCナショナル・プログラムで行われた。
今回聴いたCDはマッジーニ四重奏団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロは、ピッチカートによる緊迫した中、
生き生きとした躍動的な第一主題が奏でられて始まる。
対照的な第二主題はおだやかで優しい感じである。
この提示部が終わると展開部に入り、第一主題から変形されていく。
このあたりの主題の展開の手法には熟練した作曲技法が見受けられる。
再現部を経て、最後は第一主題を中心に盛り上って力強く終わる。
第二楽章ポコ・レントは、おだやかな旋律が奏でられて始まる。
しかし、やや影を持った感じで、その主題を繰り返しながら、
時には盛り上がり、時には静かな感じになり、これを繰り返していく。
様々なスタイルで主題が繰り返され、そのあたりの技法もなかなかである。
最後は消え入るようにして終わる。
第三楽章スケルツォとトリオは、せわしない感じで始まる。
速く軽快な旋律が奏でられ、荒々しい部分もみせていく。
中間のトリオはおだやかで牧歌的な感じである。
再び最初の部分が繰り返されて終わる。
第四楽章アレグロは、力強い感じの旋律が堂々と奏されて始まる。
生き生きと弾んだ明るい旋律が繰り返し奏でられていき、
終わりの方ではおだやかな感じになり、
最後は再び盛り上がり、力強く終わる。