Mars&Jupiter

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アーノルド・バックスのロシア組曲を聴く、そして三枚町から鶴ヶ峰まで歩く

2013-03-27 07:00:11 | アーノルド・バックスの作品
昨日は三枚町から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
今回とりあげるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1919年に作曲されたロシア組曲である。
今回聴いたCDはブライデン・トムソン指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
原曲はピアノ曲で、それをバックスがオーケストレーションしたものだが、
第2曲ノクターンはグレアム・パレットが管弦楽に編曲している。
第1曲ゴパックは、荒々しく力強いロシア舞曲であり、
オーケストレーション化されたことで色彩感溢れている。
中間部の対照的な牧歌的でおだやかな部分を経て、
再び冒頭の荒々しく力強いロシア舞曲風の部分が繰り返され手終わる。
第2曲ノクターンは、弦楽器中心にロマンティックな旋律が奏でられ、
木管楽器や金管楽器が絡んでいき、ドラマティックに盛り上がる。
幻想的な部分も見せながら、木管楽器が牧歌的な雰囲気を漂わせ、
ハープと弦楽器により最後は消え入るように静かに終わる。
第3曲ウォッカの店にては、第1曲と同様に舞曲風に始まる。
金管楽器と打楽器が加わることで荒々しさと力強さが増し、
原曲とは違う味わいを感じることができる曲である。
コメント
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