Mars&Jupiter

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ヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番ニ短調BWV1004を聴く

2015-11-14 18:56:01 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
風邪が治らず、まだまだウォーキングはやめています。
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
1720年に作曲した無伴奏ヴァイオリンのための、
パルティータ第2番 ニ短調BWV1004である。
今回聴いたCDはルーシー・ファン・ダールの、
バロック・ヴァイオリンによる演奏である。
第一曲アルマンドは、二部形式の曲で、
その旋律は叙情的で伸びやかである。
第二曲クーラントは、流れるような旋律で始まる。
三拍子の舞踏的な部分がみられる二部形式の曲である。
第三曲サラバンドは、ゆっくりとしたテンポで、
叙情的な旋律が奏でられ、やや重々しい感じの曲である。
第四曲ジークは、二部形式による曲で、
舞踏的で流れるような旋律が心地よい。
第五曲シャコンヌは、主題に基づく30の変奏で、
ヴァイオリンという楽器の良さを十分に発揮させ、
長大であるだけでなく、技巧的にも素晴らしい。
ルーシー・ファン・ダールのバロック・ヴァイオリンの演奏は、
技巧的にも素晴らしいが、表情豊かに音色を変えていく。
なかなかの名演であるといえるだろう。
コメント
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