Mars&Jupiter

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3番作品72bを聴く

2017-02-08 05:45:19 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1806年に作曲した「レオノーレ」序曲第3番作品72bである。
ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団によるものである。
「レオノーレ」序曲第2番作品72aと同じく、
力強いトゥッティが繰り返されて始まる。
絶望的な感じの悲壮感が示されたあと、
フルートと弦楽器の旋律のやりとりが続き、
力強い部分が現れたあと、弦楽器に主題が現れ、
その力強い主題をもとに曲が展開されていく。
「レオノーレ」序曲第2番作品72aに比べると、
さらに整理され、劇的な効果も加えられている感じを受ける。
トランペットが2度鳴り響き、
いったん静まったあと弦楽器が主題を奏で、
金管楽器も加わり盛り上がっていくところは、
とても素晴らしく、最後は力強く終わる。
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