Mars&Jupiter

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第8番作品30の3を聴く

2017-02-23 22:17:27 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1802年に作曲したヴァイオリン・ソナタ第8番作品30の3である。
演奏はピンカス・ズッカーマンのヴァイオリン、
ダニエル・バレンボイムのピアノによるものである。
第一楽章アレグロ・アッサイは、
軽快に流れる明るい旋律をヴァイオリンとピアノで奏でて始まる。
生き生きとした第一主題と穏やかな第二主題が奏でられ、
短い展開部を経て、二つの主題が再現され、最後穏やかに終わる。
第二楽章テンポ・ディ・メヌエット-
マ・モルト・モデラート・エ・グラツィオーソは、
ピアノが優雅なメヌエット主題を奏でて、
ヴァイオリンがそれを引き継いでいく。
それぞれの楽器が旋律を交互に受け継ぎ、
穏やかな感じを出していき、中間部でやや陰影を付けていくが、
穏やかで優雅な旋律が繰り返されていき、最後は静かに終わる。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、弾むピアノのリズムに合わせ、
ヴァイオリンが明るく軽快な旋律を奏でて始まり、
その旋律を繰り返しながら、途中で旋律を展開し、
再び冒頭の旋律を繰り返し、最後は盛り上がって力強く終わる。
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