今回とりあげるのは1956年生まれのカイパイネンが、
1980年から1981年にかけて作曲した夜明けの3つの小品作品15である。
今回聴いたCDは、アンッシ・カルットゥネンのチェロ、
トゥイヤ・ハッキラのピアノの演奏による。
第1曲「真夜中過ぎ」は、チェロの奏でる旋律に始まる。
ピアノも入り、それぞれのモダンな演奏技巧が披露される。
リズミカルに展開されながら、マーラーやワグナーの音楽からの、
引用がみられるようだが、マーラーについては一部分った。
第2曲「蜃気楼」は、チェロとピアノで重々しく始まる。
硬質的なピアノの音型と、チェロが繰り返す音型が、
絡み合いながら、幻想的な音楽を創り出している。
最後は二つの楽器で盛り上がりをみせたところで終わる。
第3曲「正午前」は、ピアノの音から始まり、
チェロも続いて入り、それぞれの音がぶつかり合っていく。
ミニマリズム的な音楽の要素もみせながら終わる。
1980年から1981年にかけて作曲した夜明けの3つの小品作品15である。
今回聴いたCDは、アンッシ・カルットゥネンのチェロ、
トゥイヤ・ハッキラのピアノの演奏による。
第1曲「真夜中過ぎ」は、チェロの奏でる旋律に始まる。
ピアノも入り、それぞれのモダンな演奏技巧が披露される。
リズミカルに展開されながら、マーラーやワグナーの音楽からの、
引用がみられるようだが、マーラーについては一部分った。
第2曲「蜃気楼」は、チェロとピアノで重々しく始まる。
硬質的なピアノの音型と、チェロが繰り返す音型が、
絡み合いながら、幻想的な音楽を創り出している。
最後は二つの楽器で盛り上がりをみせたところで終わる。
第3曲「正午前」は、ピアノの音から始まり、
チェロも続いて入り、それぞれの音がぶつかり合っていく。
ミニマリズム的な音楽の要素もみせながら終わる。