Mars&Jupiter

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マルコム・アーノルドのディヴェルティメント第2番作品75を聴く

2018-08-27 05:31:37 | 古典~現代音楽イギリス編
今回も1921年イギリス生まれのマルコム・アーノルドの作品に触れます。
1950年に作曲し、1961年に改訂した作品、
ディヴェルティメント第2番作品75を聴きました。
この作品1950年のものは作品24ですので、
今回聴いたのは改訂版の方ということになります。
違いは何かというと第二楽章はスローなタンゴであったのが、
改訂版では夜想曲が置かれるようになったようです。
今回聴いたCDはダグラス・ボストック指揮、
ミュンヘン交響楽団の演奏である。
第一楽章ファンファーレ(アレグロ)は、
金管楽器により文字通り華やかな感じで始まる。
打楽器とともに力強い旋律が奏でられていき、
吹奏楽でやるといいのではないかと思われる曲です。
このあたりはさすがマルコム・アーノルドと思わせます。
第二楽章夜想曲(レント)は、弦楽器が旋律を奏でて始まる。
木管楽器や打楽器も絡んでいき、金管楽器により盛り上がり、
静まってからは木管楽器が活躍し、最後は穏やかに終わる。
第三楽章シャコンヌ(アレグロ・ノン・トロッポ)は、
弦楽器と金管楽器による旋律で力強く始まり、
その主題を引き継いで繰り返しながら変形させ、
金管楽器と打楽器で盛り上げていき、最後は力強く終わる。
コメント
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