今回は、1901年イギリス生まれのラッブラが、
1947年から48年にかけて作曲した、
交響曲第5番変ロ長調作品63を聴きました。
この交響曲はボールトにより1949年1月ロンドンで初演され、
バルビローリもそのあとマンチェスターで演奏している。
以前もブログで作品のことは取り上げているが、
今回は聴いた感想も含めて書きたいと思います。
今回聴いたCDはサー・ジョン・バルビローリ指揮、
ハレ管弦楽団の演奏で、1950年録音のモノラルである。
第一楽章アダージョ-アレグロ・エネルジーコは、
重々しい感じで始まり、オーボエが哀愁を漂わせている。
弦楽器がそのあとを引き継ぎ、遅いテンポから徐々に速め、
主部に入り弦楽器が情熱的な主題を奏でていく。
もう一つの牧歌的な主題は木管楽器中心に奏でて始まる。
展開部に入り、再び荒々しい感じになるが、
そのあと舞踏風な感じになっていき、盛り上がっていく。
そしてそれが終わるとハープも入り穏やかな感じになり、
最後は穏やかな感じで静かに終わる。
第二楽章アレグロ・モデラートは、ホルンの吹奏で始まる。
スケルツォであるが、舞踏風の旋律が木管楽器にも引き継がれ、
やがて弦楽器が引き継ぎ、金管楽器や木管楽器が引き継いでいく。
牧歌風であるが、金管楽器も加わりところどころで荒々しさもみせ、
主題を繰り返しながら、最後は静かに終わる。
第三楽章グラーヴェは、ゆったりとした旋律を弦楽器が奏でて始まる。
オーボエなど木管楽器も絡んでいき、冒頭沈鬱な感じでもある。
弦楽器中心に曲はゆったりと進行していくが、
随所にドラマティックな盛り上がりもみられる。
最後は穏やかに、そして静かに終わる。
第四楽章アレグロ・ヴィーヴォ-アダージョは、
弦楽器により明るく軽快な舞踏風の旋律が奏でられていき、
金管楽器もそれに絡んでいき盛り上がっていくが、
最後はその前半とは対照的に、穏やかな感じで終わる。
1947年から48年にかけて作曲した、
交響曲第5番変ロ長調作品63を聴きました。
この交響曲はボールトにより1949年1月ロンドンで初演され、
バルビローリもそのあとマンチェスターで演奏している。
以前もブログで作品のことは取り上げているが、
今回は聴いた感想も含めて書きたいと思います。
今回聴いたCDはサー・ジョン・バルビローリ指揮、
ハレ管弦楽団の演奏で、1950年録音のモノラルである。
第一楽章アダージョ-アレグロ・エネルジーコは、
重々しい感じで始まり、オーボエが哀愁を漂わせている。
弦楽器がそのあとを引き継ぎ、遅いテンポから徐々に速め、
主部に入り弦楽器が情熱的な主題を奏でていく。
もう一つの牧歌的な主題は木管楽器中心に奏でて始まる。
展開部に入り、再び荒々しい感じになるが、
そのあと舞踏風な感じになっていき、盛り上がっていく。
そしてそれが終わるとハープも入り穏やかな感じになり、
最後は穏やかな感じで静かに終わる。
第二楽章アレグロ・モデラートは、ホルンの吹奏で始まる。
スケルツォであるが、舞踏風の旋律が木管楽器にも引き継がれ、
やがて弦楽器が引き継ぎ、金管楽器や木管楽器が引き継いでいく。
牧歌風であるが、金管楽器も加わりところどころで荒々しさもみせ、
主題を繰り返しながら、最後は静かに終わる。
第三楽章グラーヴェは、ゆったりとした旋律を弦楽器が奏でて始まる。
オーボエなど木管楽器も絡んでいき、冒頭沈鬱な感じでもある。
弦楽器中心に曲はゆったりと進行していくが、
随所にドラマティックな盛り上がりもみられる。
最後は穏やかに、そして静かに終わる。
第四楽章アレグロ・ヴィーヴォ-アダージョは、
弦楽器により明るく軽快な舞踏風の旋律が奏でられていき、
金管楽器もそれに絡んでいき盛り上がっていくが、
最後はその前半とは対照的に、穏やかな感じで終わる。