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ヨハン・フィリップ・キルンベルガーのフルート・ソナタト長調を聴く

2015-05-21 06:29:32 | 古典~現代音楽ドイツ編
一昨日、昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1721年ドイツ生まれの作曲家、
キルンベルガーが作曲したフルート・ソナタト長調である。
ザールフェルトに生まれた彼は、バッハに学んだ弟子で、
のちプロイセン王国フリードリッヒ2世の宮廷で、
ヴァイオリニストとして活動し、その後この宮廷の音楽監督になった。
今回聴いたCDはバルトルド・クイケンのフラウト・トラヴェルソ、
ボブ・ヴァン・アスペレンのチェンバロ、
ヴィーラント・クイケンのチェロの演奏による。
第一楽章アダージョは、チェンバロとチェロの伴奏に乗って、
フラウト・トラヴェルソが伸びやかに旋律を奏でていく。
第二楽章アレグロは、軽快で生き生きとした旋律が、
フラウト・トラヴェルソにより奏でられていく。
チェロとの掛け合いもあって楽しく、華やかな感じである。
第三楽章アレグロは、フラウト・トラヴェルソが、
堂々とした旋律を奏でて始まるが、
速い動きの部分もあり技巧的である。
華麗な部分をみせながら最後は穏やかに終わる。

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