一昨日は西谷駅から二俣川まで歩きました。
昨日は二俣川から鶴ヶ峰まで歩きました。
途中聴いたのは、1860年生まれのパデレフスキの作品。
ポーランド生まれの彼はワルシャワ音楽院で学んだ後、
ウィーンでレシェティツキーに学び、ピアニストとして活躍し、
ショパンの演奏で独自の解釈をみせ、ショパン全集の校訂者となった。
そればかりか、ポーランド独立後の首相を務めた人物である。
交響曲「ポーランド」作品24は1908年に作曲された。
CDでは演奏時間74分を超えており、長大な作品となっている。
今回聴いたCDは、イェジー・マクシミウク指揮、
BBCスコティッシュ交響楽団の演奏による。
第一楽章アダージョ・マエストーソ-アレグロ・ヴィヴァーチェは、
感傷的な旋律が弦楽器のユニゾンで奏でられ、
ホルンなどがそれに絡んでいく序奏を経て、
アレグロ・ヴィヴァーチェの主部に入る。
ワグナーを思わせるようなロマン派的な音楽で、
勇ましい感じの主題も現れ、壮大な音楽である。
中楽章の最後にはオルガンも使われて、
金管楽器が鳴り響き、悲劇的な感じで終わる。
第二楽章アンダンテ・コン・モルトは、
弦楽器中心に最初暗く叙情的な旋律を奏でて始まり、
木管楽器も絡み、チャイコフスキーを想起させる。
徐々に盛り上がりをみせて情熱的な音楽となる。
おだやかな部分と盛り上がる部分を繰り返し、
ロマンティックであるが、終わりの方でいったん静まったあと、
オーボエが悲しげに旋律を奏でるところは孤独を感じさせ、
最後もそのオーボエが残り静かに悲しげに終わる。
第三楽章ヴィヴァーチェは、オーボエなどが不安な感じの速い主題を奏で、
打楽器ともにトランペットが鳴り響くところはマーラー風でもある。
しかし、一方でポーランド的な旋律も現れ、幻想的である。
それぞれの旋律が絡まりながら音楽は展開していき、
時々ドラマティックな盛り上がりをみせ、
打楽器が加わり行進曲風な勇ましい感じの部分も現れる。
感傷的な部分、不安さ、希望といったものが入り混じった中、
金管楽器と打楽器により輝かしい未来を感じさせるような旋律が奏でられ、
ファンファーレが鳴り響き、弦楽器もその期待を奏でていく。
それはポーランド独立という希望を感じさせるもので、
力強く金管楽器が鳴り響き、輝かしい感じで最後堂々と終わる。
昨日は二俣川から鶴ヶ峰まで歩きました。
途中聴いたのは、1860年生まれのパデレフスキの作品。
ポーランド生まれの彼はワルシャワ音楽院で学んだ後、
ウィーンでレシェティツキーに学び、ピアニストとして活躍し、
ショパンの演奏で独自の解釈をみせ、ショパン全集の校訂者となった。
そればかりか、ポーランド独立後の首相を務めた人物である。
交響曲「ポーランド」作品24は1908年に作曲された。
CDでは演奏時間74分を超えており、長大な作品となっている。
今回聴いたCDは、イェジー・マクシミウク指揮、
BBCスコティッシュ交響楽団の演奏による。
第一楽章アダージョ・マエストーソ-アレグロ・ヴィヴァーチェは、
感傷的な旋律が弦楽器のユニゾンで奏でられ、
ホルンなどがそれに絡んでいく序奏を経て、
アレグロ・ヴィヴァーチェの主部に入る。
ワグナーを思わせるようなロマン派的な音楽で、
勇ましい感じの主題も現れ、壮大な音楽である。
中楽章の最後にはオルガンも使われて、
金管楽器が鳴り響き、悲劇的な感じで終わる。
第二楽章アンダンテ・コン・モルトは、
弦楽器中心に最初暗く叙情的な旋律を奏でて始まり、
木管楽器も絡み、チャイコフスキーを想起させる。
徐々に盛り上がりをみせて情熱的な音楽となる。
おだやかな部分と盛り上がる部分を繰り返し、
ロマンティックであるが、終わりの方でいったん静まったあと、
オーボエが悲しげに旋律を奏でるところは孤独を感じさせ、
最後もそのオーボエが残り静かに悲しげに終わる。
第三楽章ヴィヴァーチェは、オーボエなどが不安な感じの速い主題を奏で、
打楽器ともにトランペットが鳴り響くところはマーラー風でもある。
しかし、一方でポーランド的な旋律も現れ、幻想的である。
それぞれの旋律が絡まりながら音楽は展開していき、
時々ドラマティックな盛り上がりをみせ、
打楽器が加わり行進曲風な勇ましい感じの部分も現れる。
感傷的な部分、不安さ、希望といったものが入り混じった中、
金管楽器と打楽器により輝かしい未来を感じさせるような旋律が奏でられ、
ファンファーレが鳴り響き、弦楽器もその期待を奏でていく。
それはポーランド独立という希望を感じさせるもので、
力強く金管楽器が鳴り響き、輝かしい感じで最後堂々と終わる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます