昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは1895年生まれのヒンデミットの作品。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
交響曲「画家マチス」は1934年に作曲された。
今回聴いたCDは、ヘルベルト・ケーゲル指揮、
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章「天使の合奏」は、導入の部分に続き、
トロンボーンがユニゾンで民謡の旋律を奏で、
そのあとヴァイオリンにより主題が奏され、
これが様々な形で木管楽器などにより展開されて、
もう一つの主題が示され、フルートが別な旋律を奏す。
最初の主題が弦に現れ、それぞれの主題が絡み合いながら、
対位法的に展開し、フルートが奏でる別の主題が現れ再現部となり、
最後は金管楽器により華々しく終わる。
第二楽章「埋葬」は、三部形式による楽章。
間奏曲風で、最初の主題は重々しい感じのものである。
もう一つは管楽器によって奏される美しい叙情的な旋律である。
葬送を感じさせるような厳かな曲であり、
金管楽器による盛り上がりがあったあとは穏やかになり、
最後は弦楽器中心に静かに終わる。
第三楽章「聖アントニウスの試練」は、
最初の盛り上がりを形づくる金管楽器の活躍が素晴らしいし、
オーボエが奏でる旋律が他の木管楽器に、
引き継がれるところの技法もなかなかである。
そのあとゆったりとした旋律がチェロに現れ、
各楽器に引き継がれ、しばらく続くが、
やがて金管楽器によりその静けさが破れ、速いテンポとなり、
木管楽器も目まぐるしく速い旋律を奏でていく。
金管楽器による盛り上がりのあと、
弦楽器のみの合奏に管楽器が絡んでいき、
最後は金管楽器のトッティで輝かしく終わる。
途中聴いたのは1895年生まれのヒンデミットの作品。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
交響曲「画家マチス」は1934年に作曲された。
今回聴いたCDは、ヘルベルト・ケーゲル指揮、
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章「天使の合奏」は、導入の部分に続き、
トロンボーンがユニゾンで民謡の旋律を奏で、
そのあとヴァイオリンにより主題が奏され、
これが様々な形で木管楽器などにより展開されて、
もう一つの主題が示され、フルートが別な旋律を奏す。
最初の主題が弦に現れ、それぞれの主題が絡み合いながら、
対位法的に展開し、フルートが奏でる別の主題が現れ再現部となり、
最後は金管楽器により華々しく終わる。
第二楽章「埋葬」は、三部形式による楽章。
間奏曲風で、最初の主題は重々しい感じのものである。
もう一つは管楽器によって奏される美しい叙情的な旋律である。
葬送を感じさせるような厳かな曲であり、
金管楽器による盛り上がりがあったあとは穏やかになり、
最後は弦楽器中心に静かに終わる。
第三楽章「聖アントニウスの試練」は、
最初の盛り上がりを形づくる金管楽器の活躍が素晴らしいし、
オーボエが奏でる旋律が他の木管楽器に、
引き継がれるところの技法もなかなかである。
そのあとゆったりとした旋律がチェロに現れ、
各楽器に引き継がれ、しばらく続くが、
やがて金管楽器によりその静けさが破れ、速いテンポとなり、
木管楽器も目まぐるしく速い旋律を奏でていく。
金管楽器による盛り上がりのあと、
弦楽器のみの合奏に管楽器が絡んでいき、
最後は金管楽器のトッティで輝かしく終わる。
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