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カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフの5つの国の交響曲イ長調を聴く

2015-04-14 07:02:09 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。。
今回取り上げるのは1739年ドイツ生まれのディッタースドルフが、
1766年に作曲した5つの国の交響曲イ長調である。
今回聴いたCDは、ロメオ・リンブ指揮、
オラデア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章アンダンティーノ(ドイツ人)は、
弦楽器によるゆったりとした気品ある旋律で始まる。
弦楽器同士が絡み合い、最後は穏やかに終わる。
第二楽章アレグロ・アッサイ(イタリア人)は、
生き生きとした力強い旋律で始まり、それがこだまのように呼応する。
弦楽器に木管楽器や金管楽器が絡み、その主題をもとに変形され、
展開されたあと、再び生き生きとした主題が繰り返されて終わる。
第三楽章アレグレット(イギリス人)は、
弦楽器が叙情的な旋律を奏でて始まり、
その主題が繰り返されて、最後力強く終わる。
第四楽章メヌエット(フランス人-トルコ人-フランス人)は、
弦楽器によって優雅な感じのメヌエットの主題が奏でられて始まる。
中間部は弦楽器中心に叙情的な旋律が奏でられフーガ風の展開をみせる。
再びメヌエットの主題が繰り返されて終わる。
第五楽章アレグロ・アッサイ(ドイツ人-イタリア人-ドイツ人-
イギリス人-ドイツ人-フランス人-ドイツ人-トルコ人-ドイツ人)は、
弦楽器により軽快で生き生きとした主題が奏でられて始まる。
そのドイツ人を示す主題を挟みながら、
別の民族を現わす様々な旋律が入って展開し、
最後は颯爽とした感じで力強く終わる。

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