Mars&Jupiter

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ドミトリ・ショスタコーヴィチのオーケストラのためのバレエ組曲第1番作品84aを聴く

2012-05-06 07:40:30 | ショスタコーヴィチの作品
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1906年生まれのショスタコーヴィチの作品。
オーケストラのためのバレエ組曲第1番作品84aは、1949年に作曲された。
聴いたCDはマキシム・ショスタコーヴィチ指揮、
ボリショイ劇場管弦楽団および合唱団の演奏によるもの。
第1曲「叙情的なワルツ」は、打楽器が叩くワルツのリズムに乗り、
弦楽器が叙情的な旋律を奏でて、それに木管楽器や金管楽器が絡んでいく。
大げさな感じの音楽が、少し諧謔的でもある。
第2曲「踊り」は、弦楽器のピッチカートに乗り、
滑稽な感じの軽快な踊りの音楽が繰り広げられていく。
グリーグの「アニトラの踊り」を想起させるように、
背後ではトライアングルの音が響いている。
シロフォンやクラリネット、トランペットが絡んで盛り上げる。
第3曲「ロマンス」は、弦楽器の伴奏に乗ってオーボエが旋律を奏で、
ゆったりとしたテンポの中、弦楽器がロマンティックな旋律を奏でていく。
第4曲「ポルカ」は、いかにも楽しそうなポルカで、
木管楽器やピアノ、トランペットが活躍し、盛り上げていく。
第5曲「ユーモラスなワルツ」は、ワルツのリズムに乗り、
軽快でかわいらしい旋律を笛が奏でていく。
第6曲「ギャロップ」は、荒々しいリズムの中、
トランペットなどの金管楽器やフルートなどの木管楽器が、
軽快な旋律を奏で、最後盛り上がって華々しく終わる。

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