ジェラルド・フィンジの「私たちが愛したから」を聴く

今回取り上げるのは1901年生まれのフィンジが、
1956年に作曲した「オー・フェアー・トゥー・シー」作品13の中から、
第７曲「私たちが愛したから」である。
聴いたＣＤはイアン・ボストリッジのテノール、
ジュリアス・ドレイクのピアノ演奏による。
ピアノの伴奏に乗って、バリトンが優しく歌い出す。
歌詞はロバート・ブリッジズによるもので、
情熱的に歌い上げて、１分ほどで終わる短い曲である。