フランチェスコ・バルサンティのリコーダー・ソナタハ長調を聴く

一昨日、昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1724年にロンドンで出版された作品で、
イタリア生まのバルサンティが作曲したリコーダー・ソナタハ長調である。
フランチェスコ・バルサンティは、ロンドンで活躍した作曲家で、
スコットランドで民謡採譜などをおこなった。
今回聴いたＣＤはフランス・ブリュッヘンのリコーダー、
グスタフ・レオンハルトのパープシコード、
アンナ・ビルスマのチェロの演奏による。
第一楽章アダージョは、ゆったりとリコーダーが旋律を奏でて始まる。
それを通奏低音のチェロとチェンバロが支えていく。
第二楽章アレグロは、明るく軽快な旋律で始まる。
通奏低音がそのリコーダーを支え、
リコーダーは自由な感じで旋律を奏でていく。
第三楽章ラルゴは、叙情的な旋律で始まる。
リコーダーの旋律を通奏低音がしっかり支えていく。
第四楽章プレストは、軽快で明るい旋律で始まる。
リコーダーの技巧的な部分も見られ、華やかな感じで終わる。