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ニコライ・ブダーシュキン(ブダーシキン)の2つの旋律による幻想曲を聴く

2012-05-27 07:43:52 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1910年生まれのブダーシュキンの作品。
彼は、カルーガ州に生まれ、1929年モスクワ音楽院に入学し、
グリエールやミャスコフスキーに師事したようである。
スターリン賞を得た作曲家で、ロシア民謡とクラシックを
融合させた管弦楽曲や協奏曲を残している。
「深紅の花」などの映画音楽も残しているが、
バラライカのための作品が代表的である。
2つの旋律による幻想曲の作曲年代については不詳である。
聴いたCDはヴィタリー・グヌトフ指揮、
オシポフ国立ロシア民族オーケストラの演奏によるもの。
独奏バラライカとオーケストラの掛け合いから軽快に始まる。
最初の民謡は有名な「一週間」の旋律である。
これが何度も繰り返され、もう一つの民謡と絡んで曲は進行する。
このもう一つの民謡はよく知らないのだが、
「一週間」はあまりにも有名なのでわかるだろう。
彼はこの旋律が好きなのか他の作品でも使っているようである。
明るく楽しく、軽快な音楽である。

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