Mars&Jupiter

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グスタフ・ホルストの6つの合唱用民謡作品36b(H136)を聴きながら、鶴ヶ峰から二俣川まで歩く

2010-12-17 06:06:19 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
昨日は鶴ヶ峰から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、ホルストの合唱曲である。
6つの合唱用民謡作品36b(H136)は、1916年に作曲された。
聴いたCDはヴィクトリア・シモンズのアルト、
エリザベス・ヘンダーソンのソプラノ、
スティーヴン・レイトン指揮、ホルスト・シンガーズの演奏による。
第1曲「鍛冶屋の歌」は、吹奏楽のための第2組曲の
第3曲鍛冶屋に使われている有名な曲である。
「カン、カン、キ、キ、カン、カン」とリズムを刻んで始まる。
そのあとテノールとアルトがリズムを刻み、
ソプラノが歌詞を歌い、2回目には両者が入れ替わる。
第2曲「私は愛の種を蒔いた」は、美しい旋律の歌。
合唱が4節目まで歌ったあと最後五節目はアルト独唱があり、
これにソプラノ独唱が絡んで終わる。

第3曲「我が恋人を愛す」は、吹奏楽のための第2組曲の
第2曲無言歌に使われている有名な曲である。
詩がついた旋律を合唱で聴くのもなかなかいいものである。
3節目のところで女声の伴奏の上で男声合唱が歌うところがいい。
内容は愛の歌であるが、せつない感じの曲である。
第4曲「マタイ、マルコ、ルカとヨハネ」は、男声の歌うドローンの上に、
女声がユニゾンで歌い、グレゴリオ聖歌などを思わせる
宗教的な雰囲気を感じさせる曲である。
二節目の途中から女声がハーモニーを付け、美しい。
第5曲「そこに樹があった」は、女声たちが最初ユニゾンで旋律を歌う。
2節目からはハーモニーが付き、3節目からは男声が入り、
対位法的な技巧がみられ、軽快で楽しい曲である。
第6曲「スウォンジー・タウン」は、吹奏楽のための第2組曲の
第1曲行進曲に使われている有名な曲である。
「君、私のナンシーよ、さようなら、一万回のさようなら」
という歌詞を男声がユニゾンで歌い、始まる。
2節目からは女声合唱も入り、趣向の凝った曲であり、
変化をいろいろ付けており、終わり方もなかなかだ。

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