Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヨハン・セバスティアン・バッハの幻想曲ハ短調BWV906を聴く

2015-12-07 18:09:25 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
1738年頃に作曲した幻想曲ハ短調BWV906である。
今回聴いたCDはカール・リヒターのチェンバロの演奏である。
力強く悲劇的な旋律が奏でられ、他の声部と絡んでいく。
ポリフォニックに進行していく部分の素晴らしさとともに、
短い曲ながらもバッハの円熟した作曲技法を感じさせる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハの教会カンタータ第80番「われらの神は堅き砦」BWV80を聴く

2015-12-05 12:35:32 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
1724年あたりに作曲した教会カンタータ第80番、
「われらの神は堅き砦」BWV80である。
原題は“Ein feste Burg ist unser Gott”である。
今回聴いたCDはオランダ少年合唱団、
ピーター・ヤン・ルーシンク指揮、
ネーデルランド・バッハ・コレギウムの演奏である。
ルターのコラールを入れた宗教改革記念日用のカンタータである。
第1曲コラールはテノールが「われらの神は堅き砦」と歌い出し、
少年合唱団など他の声部も加わり、フーガ風に展開していく。
力強く壮大な感じの音楽で、最後も堂々と終わる。
第2曲アリア「神より生まれし者はすべて」は、
バスとソプラノの独唱による二重唱である。
第3曲レチタティーヴォ[思い見よ、神の子とせられし者よ]は、
バスがイエスの愛を思い起こすよう歌う。
第4曲アリア「来たれ、わが心の家に」は、
ソプラノ独唱によるもので、叙情的な旋律が歌われる。
第5曲コラール「悪魔がこの世に満ちて」は、
管弦楽と合唱による部分で、力強さを感じる。
第6曲レチタティーヴォ「されば、キリストの旗の下に」は、
テノール独唱によるもので、「主こそ救い」と歌う。
第7曲アリア「幸いなるかな」は、
テノールとアルトの独唱による二重唱である。
第8曲コラール「世の人福音を蔑ろにせしとも」は、
管弦楽と合唱によるもので、信仰の強さを感じさせる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067を聴き、西谷から三枚町まで歩く

2015-12-03 19:32:07 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは1685年に生まれたバッハが、
1730年代に作曲した管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067である。
今回聴いたCDはトレヴァー・ピノック指揮、
イングリッシュ・コンサート演奏である。
第一曲序曲は、軽快なテンポで始まる。
フーガ風に展開する中で、フルートが絡んでいく。
第二曲ロンドは、有名な旋律である。
フルートと他の楽器の掛け合いがいい。
第三曲サラバンドは、ゆったりとした旋律が奏でられ、
フルートが中心に曲は展開されていく。
第四曲ブーレⅠⅡも生き生きとした旋律が奏でられ、
フルートが中心に活躍していく曲である。
第五曲ポロネーズは、ゆったりとしたテンポで、
有名な旋律が弦楽器で奏でられて、フルートも絡んでいく。
もう一つ有名な旋律が現れるが、
フルートは飾ることない質素な感じを受ける。
一音一音がしっかりよく聴こえてくる演奏である。
第六曲メヌエットは優雅な旋律が奏でられていく。
第七曲バディネリは、速いフルートの動きが秀逸である。
一気に駆け抜けていくようにして終わる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハのヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ニ長調を聴く

2015-12-02 06:47:00 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための作品で、
1720年頃に作曲したソナタ ニ長調BWV1028である。
今回聴いたCDはジョン・ドーレンバーグのヴィオラ・ダ・ガンバ、
マルコルム・プラウドのハープシコード演奏である。
第一楽章は、ヴィオラ・ダ・ガンバがゆったりと、
歌うように旋律を奏でて始まる短い楽章である。
第二楽章は、軽やかで生き生きとした旋律で始まる。
ヴィオラ・ダ・ガンバが奏でる旋律に、
ハープシコードが絡み合って曲は進行していく。
第三楽章アンダンテは、重々しくゆったりとしたテンポで、
弦楽器の奏でる叙情的な旋律で始まる。
ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードで、
叙情的な旋律を交互に受け継いでいく。
第四楽章アレグロは、一転して明るく軽快な旋律で始まる。
その旋律をヴィオラ・ダ・ガンバが奏でて、
それにハープシコードが絡んで、最後は堂々とした感じで終わる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハの2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調BWV1060を聴く

2015-12-01 18:41:21 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
1732年から36年頃にかけて作曲した協奏曲、
2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調BWV1060である。
今回聴いたCDはティニ・マトウとトン・コープマンのチェンバロ、
トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック管弦楽団演奏である。
第一楽章アレグロは、切ない感じの叙情的な旋律で始まる。
その主題をもとに2台のチェンバロが絡んでいく。
ヴァイオリンとオーボエによる協奏曲と同じであるので、
聴きくらべると面白いものである。
第二楽章ラルゴ・オヴヴェロ・アダージョは、
ゆったりとしたテンポで、チェンバロが優雅な旋律を奏でていく。
2台のチェンバロが絡み合っていくところがとても優雅である。
第三楽章アレグロは、弦楽器の奏でる叙情的な旋律で始まる。
そのあと2台のチェンバロが入り、絡んでいく。
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