Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヨハン・セバスティアン・バッハのブランデンブルク協奏曲第4番BWV1049を聴く

2015-12-14 06:50:13 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
作曲し1721年に献呈したブランデンブルク協奏曲第4番BWV1049である。
今回聴いたCDはラインハルト・ゲーベル指揮、
ムジカ・アンティクヮ・ケルンの演奏である。
第1楽章アレグロは、冒頭から2本のブロックフレーテが活躍する。
軽快に奏でていくヴァイオリンが絡みながら、雅な世界を作り出す。
第2楽章アンダンテは、叙情的な旋律が奏でられ、
弦楽器とブロックフレーテの間でやりとりされる。
第3楽章アレグロは、弦楽器が軽快に奏でていく旋律が、
フーガ風に展開されていく楽章である。
ムジカ・アンティクヮ・ケルンの演奏は、
とても生き生きとして軽快で、心地いい。
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ヨハン・セバスティアン・バッハの「いまぞ去れ、悲しみの影よ」(結婚カンタータ)BWV202を聴く

2015-12-13 14:14:41 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
作曲した「いまぞ去れ、悲しみの影よ」BWV202、
いわゆる結婚カンタータとよあれる作品である。
今回聴いたCDはエリー・アメリンクのソプラノ、
コレギウム・アウレウム合奏団の演奏である。
第1曲アリアは、ゆったりとしたテンポの前奏に始まり、
オーボエがそれに絡んだあと、ソプラノが入る。
「いまぞ去れ、悲しみの影よ」と歌い始め、
春の到来を期待するような内容を歌っていく。
短いソプラノによる第2曲レチタティーヴォに続き、
第3曲アリアは、新たに生まれる世界である、
春の到来を楽しく期待を込めて歌っていく。
第4曲レチタティーヴォでは、
愛の神アモールが登場することが歌われる。
第5曲アリアは、春の大気が吹き渡る時に、
愛の神アモールが忍び出るのが常だと歌う。
第6曲レチタティーヴォは、
結婚の素晴らしさが歌われていく。
第7曲アリアは、春という季節の中で、
情熱の高まりが歌われていく。
第8曲レチタティーヴォは、
婚約をした二人の愛の絆について歌う。
最後の第9曲アリアは、将来の二人について歌い、
その将来を祝福して最後穏やかに終わる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハの三重協奏曲イ短調BWV1044を聴く

2015-12-12 11:51:34 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
1730年以後に作曲したフルート、ヴァイオリンと
チェンバロのための三重協奏曲イ短調BWV1044である。
今回聴いたCDはマリーケ・シュネーマンのフルート、
リズ・ペリーのヴァイオリン、メンノ・ヴァン・デルフトのチェンバロ、
ネザーランド・バッハ・アンサンブルの演奏である。
第一楽章アレグロは、弦楽器による前奏のあと、
フルート、ヴァイオリンとチェンバロが入る。
独奏楽器同士が掛け合い、絡みあっていく展開部がいい。
再び最初の主題が繰り返され、最後は穏やかに終わる。
第二楽章アダージョは、フルート、ヴァイオリンと
チェンバロの独奏楽器を中心に主題が奏でられ、
弦楽器はそれを支えていく優雅な感じの楽章である。
第三楽章アラ・ブレーヴェは、三つの独奏楽器が、
それぞれ活躍しながら競演を続け、
チェンバロの独奏部分が続いた後、
全体の合奏となり、最後穏やかに終わる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハのモテット「恐るるなかれ、われ汝とともにあり」BWV228を聴く

2015-12-10 06:57:03 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
1726年に作曲したモテットの一つ、
「恐るるなかれ、われ汝とともにあり」BWV228である。
今回聴いたCDはミシェル・コルボ指揮、
ローザンヌ声楽アンサンブルの演奏である。
第一部は旧約聖書イザヤ書第41章に基づき、
二つの合唱による交唱により演奏される。
第二部はイザヤ書第43章に基づき、
両合唱部が合体して絡み合い、フーガ風展開をする。
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ヨハン・セバスティアン・バッハの18つのコラール第4番「おお愛する魂よ、装いせよ」BWV654を聴く

2015-12-09 06:53:30 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのは1685年に生まれたバッハが、
1744年から47年頃に作曲した18つのコラールから、
第4番「おお愛する魂よ、装いせよ」BWV654である。
今回聴いたCDはカール・リヒターのオルガンの演奏である。
コラールの旋律が高音部に現れて、他の声部と絡み合っていく。
サラバンドのリズムによる奏でられるその旋律は、
メンデルスゾーンやシューマンにより、高く評価されたらしい。
一定の形で繰り返す旋律に、コラール旋律が絡んでいくところがいい。
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