大麦小麦 ビアカフェDAYS

長野県・八ヶ岳のふもとから送る、カフェの気取らない日常

春の揺らぎにふれた夜 〜3.25 朗読とリコーダー

2018-03-26 23:13:27 | イベント
今日は暖かかったですね。さくらが咲いてしまいそうなくらい。
かと思うと、朝晩震えるほど寒かったり、こないだの水曜には雪が積もったり…
暖かくなるのを心待ちにするあまり、すこし荒れると気持ちまで乱れてしまう、春。
そんな心をさらにゾクゾクさせられた、夜でした。


かくれんぼの記憶。
隠れるときも、探す鬼のときも、遊びだけれど真剣に怖くて、せかされるような不安な気持ちになったっけ。
岡埜葡萄さんの読む 小川未明「過ぎた春の記憶」を聞きながら、その頃の気持ちに浸っていたら…思わぬストーリーの展開にぼう然。

春ならではの、酔ってしまいそうなかすかな不安定さを、グッと見据えてしまったような体験をしました。



第2部は、うって変わって春の軽やかさ。
武藤哲也さんのコンサートは、おなじみのボサノバやラテンの小粋な時間でした。
大小リコーダーを自在に吹きこなしつつ、アレンジのこぼれ話にはみなさん感心!
楽しいプログラムの裏の試みやご苦労、頭が下がります。ありがとうございます!

今回も、おふたりならではの世界をたっぷりと見せていただきました。ふだん意識しない感覚が目を覚ますのが、たまらないのです。

来ていただいたみなさまも、ありがとうございました。どんな風に感じた夜だったでしょうか?ぜひぜひ、お聞かせくださいませ。


(M)
コメント
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