温泉クンの旅日記

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知覧武家屋敷(1) 鹿児島・南九州

2009-08-23 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <知覧武家屋敷(1)>

 早朝、指宿温泉名物の砂蒸し風呂で身も心もすっきり軽くなると、知覧に向かっ
た。砂蒸し風呂は、別府の亀川温泉以来である。

 小一時間で知覧に到着、有料駐車場に車をいれた。
 朝が早いため、車の数はまだ少ない。観光バスも一台もいない。
(よしよし、ほとんど一番乗りだな・・・)

 勝手を知った足取りで武家屋敷にひたすら急ぐ。
 おお、ラッキー。まだ人通りがないぞ。



 知覧は、その赴きある町並や庭園から薩摩の小京都といわれている。



 まだ他の観光客がまるでいないため、静謐な空気に溢れており、なにかじっくり
とその長い歴史を感じられる。そういえば角館のときもそうだったなあ、と思いだ
す。
 天気がいまひとつだが、いまのうちに通りをできるだけ撮っておこうと思う。
 それにしてもしっとりした連綿と続く緑が美しい。



 武家屋敷の通りはまっすぐの一本道ではない。
 真ん中あたりにある「二ツ家」という屋敷の辺でクランクのように屈折してい
る。
 これは、敵が侵入してきたときに見渡せないため、といわれている。



 裏側に、眼と心が洗われるような竹林も見える。



 なんとも味のある路地だ。



 武士が歩いてきてもおかしくないような気がする。

 石垣は、切石でつくられたものと丸石でつくられたものがあるが、切石の石垣の
ほうが、より位が高いそうだ。



 正面に見える山は、あちこちの庭園の借景になっている母ヶ岳である。



 さて、旨い知覧茶を飲んだら、庭園を見てみよう。



   ― 続く ―
 → 「角館をぶらり歩く(1)」の記事はこちら
 → 「別府八湯 亀川温泉」の記事はこちら

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