温泉クンの旅日記

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あつみ温泉、萬国屋(2)

2016-10-16 | 温泉エッセイ
  <あつみ温泉、萬国屋(2)>

(もう一丁いくか)
 ものはついでである、もうひと汗かいてしまおう。
 というか、端から決めていたのだ。エレベーターで二階の大浴場に向かう。
 途中、吹き抜けがあって空中回廊みたいなところを通る。真下を覗きこむとフロントだった。



 並行して流れる川を左下に見ながらどんどん奥に進む。ほとんど突きあたりの場所に大浴場があった。





 ということは、先ほど手前入口にあって門のように潜りぬけた建物の二階だろう。



 大人でも泳ぎたくなるほど広い浴槽の大浴場である。





 源泉の庭園露天風呂にいったあとではあまり魅力的とはいえない露天風呂だ。



 うーん・・・こちらの大浴場は思った通りの、温泉好きなら肩を落としてしまう温泉だ。
 順番は大事だ。一階の源泉のある大浴場に先に入っておいて本当に良かったと思う。
 ただし一階にある「桃源山水」の大浴場と庭園露天風呂「桃里の湯」だが、男性が利用できるのは午後二時から午後七時半までである。それを逃すともうチェックアウトまでまったく利用することはできない。
 温泉好きな男性は遅めのチェックインだとすぐに食事になり、なんだこの宿の温泉はと勘違いして、しなくていい落胆を味わってしまうので要注意である。



 部屋に戻ると、冷蔵庫に突っ込んで置いた酒をとりだした。頂きものだが旅先で呑もうとザックに入れて持ってきたのである。
 気のきいたことに、卓の上には宿からの三種類のおつまみが用意されている。



 あつみ温泉でこの前に泊まった旅館はあのあたりだろうか。
 金箔入りの酒を片手に、旅館街を見渡しながら探してしまう。



 眼下の温海川に動くものがあり、良くみると釣り人である。こんな浅そうな川にも鮎がいるのだろうか。十月に入れば禁漁となるので、そろそろ最後の釣行なのかもしれない。



  ― 続く ―


   →「あつみ温泉、萬国屋(1)」の記事はこちら
   →「温海温泉」の記事はこちら
   →「続・温海温泉(1)」の記事はこちら
   →「続・温海温泉(2)」の記事はこちら



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