<読んだ本 2009年12月>
新年に、過ぎた去年12月の読んだ本の話もなんなので、水曜発信を一日ずらし
て大晦日のこれを今年最後の記事といたします。
寒くなってきました。
なにはともあれ、温かい食べ物が恋しい今日この頃です。
なんかおかしいぞ、ずいぶんと滋賀の旅を固め打ちでブログにしている・・・。
そう思われたかたもいるかと思う。
たしかにそうなのです。実はそれには訳がある。
11月に滋賀の観光キャンペーンでブロガーを募集していて、それに応募した
ところ選ばれてしまったのである。
滋賀の旅に要する宿代と足代は向こう持ちで、帰ったらそれをブログにアップ
するというのが条件だ。
わたしが日本全国で観光も宿泊もしたことがない最後の県が滋賀県だったの
で、渡りに船、願ったり叶ったりの絶好の企画であった。
さっそく旅の日程と観光予定を三パターンほど書いて送ったところ、金曜と
土曜を使った一泊の第一希望がすんなり通って宿泊する宿の連絡があった。
あとは旅に必要な書類をまつばかり。
ところが出発の前の日になっても、必要な書類がこない。
夜にポストに見に行ったが、来ていない。
高速の半額割引をしっかりと使うため、出発はあと数時間後の午前三時である
ので、なるようにしかならないとあきらめて寝てしまう。
証明書用のパスとかなにもなしで出発したが、宿でもなんとか切り抜けて無事
に旅を終えて帰ってきて、出発したあとに到着した書類の封筒をみると、出発の
前日の朝到着指定となっていた。
ひとの良いわたしも、さすがにむかっ腹が立って、クレームを宅配の会社に
つけていろいろあったが、なにしろ旅は終わってしまったので迫力にかける。
何回かの電話謝罪のあげく許すことにしたのだった。
そんな訳で、滋賀の固め打ちとなったものです。
さて、読んだ本の話ですが、今月も低調の5冊、2009年の累計で60冊です。
2004年の6月28日から記録をつけはじめて2004年は46冊。2005年が78冊、
2006年が79冊、2007年が60冊、2008年が77冊である。
2007年なみの低調ぶりだ。
1.○妖説 太閤記(下) 山田風太郎 講談社
2.△信長 (上) 佐藤雅美 NHK出版
3. △信長 (下) 佐藤雅美 NHK出版
4.○狐火の家 貴志 祐介 角川書店
5.◎祝宴 ディック・フランシス 早川書房
「妖説 太閤記」は、秀吉が信長の妹「お市の方」に一目惚れしたことから、
すべてが始まる。
本能寺の変も秀吉が用意周到に仕掛けたもので、そしてお市の方を手にいれる
ために天下取りを目指す。ところがその恋慕する女性も柴田勝家とともに自害し
てしまった。秀吉はお市の方の面影を残す、浅井長政との間に生まれた三姉妹に
目をつける。
そのようなストーリーであるが、ひとりの女性のために成り上がっていくと
いう視点が、ちょっと面白かった。
「信長」は太閤記を読んだので流れで借りてしまった。大好きな佐藤雅美だが、
この本はお勧めしない。
「狐火の家」は密室ものミステリーだ。ひさしぶりの貴志祐介だったが、
「黒い家」とか「青の炎」のようなレベルの本をまた書いてくれればと思う。
こちらも、どえらく久しぶりに読むご存知ディック・フランシスである。
ただし、息子との共著である。
まったく競馬をやらないわたしでも夢中になれるミステリーだ。読んだこと
ないひとは、二冊、辛抱して読めばファンに絶対になると思う。
いま、わくわくしながらページをめくっているところで、大ファンもいること
であろうからストーリーには触れない。
→「読んだ本 2009年11月」の記事はこちら
新年に、過ぎた去年12月の読んだ本の話もなんなので、水曜発信を一日ずらし
て大晦日のこれを今年最後の記事といたします。
寒くなってきました。
なにはともあれ、温かい食べ物が恋しい今日この頃です。
なんかおかしいぞ、ずいぶんと滋賀の旅を固め打ちでブログにしている・・・。
そう思われたかたもいるかと思う。
たしかにそうなのです。実はそれには訳がある。
11月に滋賀の観光キャンペーンでブロガーを募集していて、それに応募した
ところ選ばれてしまったのである。
滋賀の旅に要する宿代と足代は向こう持ちで、帰ったらそれをブログにアップ
するというのが条件だ。
わたしが日本全国で観光も宿泊もしたことがない最後の県が滋賀県だったの
で、渡りに船、願ったり叶ったりの絶好の企画であった。
さっそく旅の日程と観光予定を三パターンほど書いて送ったところ、金曜と
土曜を使った一泊の第一希望がすんなり通って宿泊する宿の連絡があった。
あとは旅に必要な書類をまつばかり。
ところが出発の前の日になっても、必要な書類がこない。
夜にポストに見に行ったが、来ていない。
高速の半額割引をしっかりと使うため、出発はあと数時間後の午前三時である
ので、なるようにしかならないとあきらめて寝てしまう。
証明書用のパスとかなにもなしで出発したが、宿でもなんとか切り抜けて無事
に旅を終えて帰ってきて、出発したあとに到着した書類の封筒をみると、出発の
前日の朝到着指定となっていた。
ひとの良いわたしも、さすがにむかっ腹が立って、クレームを宅配の会社に
つけていろいろあったが、なにしろ旅は終わってしまったので迫力にかける。
何回かの電話謝罪のあげく許すことにしたのだった。
そんな訳で、滋賀の固め打ちとなったものです。
さて、読んだ本の話ですが、今月も低調の5冊、2009年の累計で60冊です。
2004年の6月28日から記録をつけはじめて2004年は46冊。2005年が78冊、
2006年が79冊、2007年が60冊、2008年が77冊である。
2007年なみの低調ぶりだ。
1.○妖説 太閤記(下) 山田風太郎 講談社
2.△信長 (上) 佐藤雅美 NHK出版
3. △信長 (下) 佐藤雅美 NHK出版
4.○狐火の家 貴志 祐介 角川書店
5.◎祝宴 ディック・フランシス 早川書房
「妖説 太閤記」は、秀吉が信長の妹「お市の方」に一目惚れしたことから、
すべてが始まる。
本能寺の変も秀吉が用意周到に仕掛けたもので、そしてお市の方を手にいれる
ために天下取りを目指す。ところがその恋慕する女性も柴田勝家とともに自害し
てしまった。秀吉はお市の方の面影を残す、浅井長政との間に生まれた三姉妹に
目をつける。
そのようなストーリーであるが、ひとりの女性のために成り上がっていくと
いう視点が、ちょっと面白かった。
「信長」は太閤記を読んだので流れで借りてしまった。大好きな佐藤雅美だが、
この本はお勧めしない。
「狐火の家」は密室ものミステリーだ。ひさしぶりの貴志祐介だったが、
「黒い家」とか「青の炎」のようなレベルの本をまた書いてくれればと思う。
こちらも、どえらく久しぶりに読むご存知ディック・フランシスである。
ただし、息子との共著である。
まったく競馬をやらないわたしでも夢中になれるミステリーだ。読んだこと
ないひとは、二冊、辛抱して読めばファンに絶対になると思う。
いま、わくわくしながらページをめくっているところで、大ファンもいること
であろうからストーリーには触れない。
→「読んだ本 2009年11月」の記事はこちら
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