<MOA美術館(1)>
熱海のモア美術館にいってみることにしたのは、ほぼ一年近くをかけて2017年2月5日、リニューアルオープンされたニュースの記事で個人客であれば原則撮影ができると読んだからだ。
熱海駅から一キロちょっとだが高台にあるので歩くのはきつい。だからバスの運転席よりの席を確保した。自分も運転している気分になるので短い時間なら平気なのである。
前から美術館の存在自体は知ってはいたのだが、新興宗教(世界救世教)の関連施設だから、もしかして大勢の信者に囲まれて強引に勧誘されたりしたら困るとなんとなく敬遠していたのだった。
わたしは<モア>美術館と勝手に名称を決めつけていたが、まるで違っていた。正しくはMOA(エムオーエ―)美術館というそうだ。その「MOA」だが、1982年(昭和57年)に開館した「Mokichi Okada(岡田茂吉) Association」の略だそうである。東洋美術の絵画・書籍・工芸を中心に国宝三点、重要文化財六十六点を含む三千五百点の収蔵品を誇る。
(なんかどこかで、これほどではないけど同じような長いエスカレーターに乗ったことがあったなあ・・・)
そうか、江戸東京博物館だ。わりとすぐに思いだしてすっきりする。
熱海の高台、七万坪の敷地に建てられているので、エントランスから美術館本館まで六十メートルの高低差がある。
総延長二百メートル、七基のエスカレーターが設置されている。自然環境に配慮して山の斜面を上から掘り下げて通路設置して、完成後、土を盛って元通りの山に復元したそうだ。
途中の円形ホールでは日本最大の万華鏡のプロジェクションマッピングが観賞できる。しばし立ち止まってしまうほど迫力がある。
陽の光がみえてきたので、そろそろエスカレーターから解放されそうだ。
ヘンリー・ムア作「キング&クィーン(王と王妃)」のブロンズ像である。
相模灘を望む「ムア広場」からは桜越しに初島、伊豆大島、房総半島から三浦半島、伊豆半島まで百八十度のパノラマが眼の前に広がる。
― 続く ―
→「江戸東京博物館(1)」の記事はこちら
→「江戸東京博物館(2)」の記事はこちら
→「江戸東京博物館(3)」の記事はこちら
→「江戸東京博物館(4)」の記事はこちら
熱海のモア美術館にいってみることにしたのは、ほぼ一年近くをかけて2017年2月5日、リニューアルオープンされたニュースの記事で個人客であれば原則撮影ができると読んだからだ。
熱海駅から一キロちょっとだが高台にあるので歩くのはきつい。だからバスの運転席よりの席を確保した。自分も運転している気分になるので短い時間なら平気なのである。
前から美術館の存在自体は知ってはいたのだが、新興宗教(世界救世教)の関連施設だから、もしかして大勢の信者に囲まれて強引に勧誘されたりしたら困るとなんとなく敬遠していたのだった。
わたしは<モア>美術館と勝手に名称を決めつけていたが、まるで違っていた。正しくはMOA(エムオーエ―)美術館というそうだ。その「MOA」だが、1982年(昭和57年)に開館した「Mokichi Okada(岡田茂吉) Association」の略だそうである。東洋美術の絵画・書籍・工芸を中心に国宝三点、重要文化財六十六点を含む三千五百点の収蔵品を誇る。
(なんかどこかで、これほどではないけど同じような長いエスカレーターに乗ったことがあったなあ・・・)
そうか、江戸東京博物館だ。わりとすぐに思いだしてすっきりする。
熱海の高台、七万坪の敷地に建てられているので、エントランスから美術館本館まで六十メートルの高低差がある。
総延長二百メートル、七基のエスカレーターが設置されている。自然環境に配慮して山の斜面を上から掘り下げて通路設置して、完成後、土を盛って元通りの山に復元したそうだ。
途中の円形ホールでは日本最大の万華鏡のプロジェクションマッピングが観賞できる。しばし立ち止まってしまうほど迫力がある。
陽の光がみえてきたので、そろそろエスカレーターから解放されそうだ。
ヘンリー・ムア作「キング&クィーン(王と王妃)」のブロンズ像である。
相模灘を望む「ムア広場」からは桜越しに初島、伊豆大島、房総半島から三浦半島、伊豆半島まで百八十度のパノラマが眼の前に広がる。
― 続く ―
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