ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

新年はなぜおめでたいのか?

2010年01月03日 09時48分42秒 | エッセイ

・・・年賀状に「新年おめでとう」と書きます。


・・・しかし、なぜおめでたいのかは私は、正月だからか、くらいにしか考えていなかった。

・・・新聞に紹介してあった明治維新の元勲に影響を与えた、江戸末期の学者、吉田松陰の手紙に、このことが書いてあるので紹介します。

・・・「めでたい」という言葉のは目玉の目ではない。
 木の芽、草の芽のことである。
 木草の芽は冬至から1日1日、陽気を生じるに従って萌え出る。
 この陽気はものを育てる「気」で、人の慈悲、仁愛の心に同じ。
 天地にも人間にも好ましい「気」である。
 つまり陽気が生じて、草も木も「芽」が出たいと思うのが、おめでたいということ。
 人間の場合は新年で汚い心を洗い流し、人間の本心である優しい気持ちに戻ること。
 それが「新年おめでとう」の意味です。
 と書いてありました。

・・・新年に、挨拶して、この意味を知って、一年の最初に、優しい気持ちに戻りたいものです。
 
 

コメント
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