・・・成熟した先進国では、安定した国の仕組みが必要です。
この前に「老人にやさしく若人に厳しい社会」が安定した日本の社会に必要だと書きました。
社会の中で厳しさと豊かさが、各々、若人と老人に振り当てることによって、社会の中で、人が年とともにみんな同じように豊かさを循環して得られる仕組みを考えると、
ひとつの回答として、老人高福祉、若人高税率の社会になっていくようにおもいます。
・・・今現在、社会が成熟しきっている、ヨーロッパ特に北欧の国々はこれに近い社会形態をとっているのではと思う。
若いうちは豊かな暮らしを得ようすると、高税率の為に、高い学力と絶え間ない努力が必要になる。
北欧の国は一般に世界共通学力調査によると一般に高い学力が報告されています。又、フィンランドは世界でももっとも高い学力の国になっています。 高税率の国で豊かに暮らすには若いうちからの努力しかないように思います。
別の見方をすると、突出してユニークな技術を持っている会社は、私の経験では、北欧に多いのです。 これも、若い人が頑張っているからかもしれません。
・・・これからの日本は政府がかじ取りをして、提案したような「老人にやさしく若人に厳しい社会」作りが、日本の未来を明るくするのではないでしょうか。