・・・正月の朝、ジョギング中にラジオ番組を聞いていて、頭に残ったので、内容を紹介します。
・・・番組の名前はNHKの早朝番組で「作者に聞く」という内容の放送でした。
作者の名前は浅田次郎、「鉄道員」「椿山課長の七日間」など、映画化された有名な小説の作家です。
彼の最新の小説「ハッピー・リタイアメント」と云う本の紹介でした。
内容は、定年前の主人公が、彼の年代の目で幾人かの成功した人、失敗した人の人生を見ていく中での話です。
・・・小説の中で、作者の人生の感想が、私の人生観に共感する部分があるので、ここで、紹介するのですが・・・。
・・・欧米の人はリタイアーすると当然の権利として、経済的に許されるなら働かない。
しかし、日本人は働く人が多い。
リタイアーしてからは経済的束縛を離れて、自分の人生を生きる人が増えていけば真の文化はそこから開いていくだろうというのが作者の考え方です。
真の文化とは何かは議論のあるところですが、さういう人が増えればそれなりに新しい文化が出来そうです。
・・・しかし、作者も言っていましたが、退職して、これから好きなことをしてくださいと言られても、好きなやりたいことがあるわけでないのが、今の一般の日本のサラリーマンの実態です。
したがって、早くから、仕事一辺倒でない生活を送る必要があるようです。
・・・ちなみに私は48歳まで、仕事一途でした。
このころに、私の会社人生に、いろいろなことがあって、人生感を変え、仕事の仕方、生活の仕方を変えました。
変えた内容は、仕事は時間内にかたずける、アフタファイブは趣味出時間を過ごす、健康に留意して、スポーツをする、などを実行しました。