国道沿いの中央市場に囲いがされていて、
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余市側から見ると、中で解体工事が進んでいた。
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油圧ショベル3台で解体をこなす。
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油圧ショベル、パワーショベル、ユンボ、バックホウ。
呼び名は、何が正解かは分からないが、それぞれに異なる形状の爪を持ったショベルが、水をかけながら建物を壊していく。
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67年前の昭和32年に完成した建物が役目を終え、あっという間に瓦礫となっていく。
いつかこの日が来ることは、分かっていたことだとはいえ、実際にその現場に立ち会うと、複雑な感情が押し寄せてくる。
たとえ殴られても、引っかかれても、えぐられても、コンクリートが痛みを感じることはないと分かっていても...
小樽駅にほど近く、立地条件の良い土地だから様々な需要があるだろう。
さて、何になるのだろう。
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小樽中央卸市場が閉鎖へ 76年の歴史に幕 土地・建物は売却(出典:北海道新聞)
不動産開発のアルファコート(札幌)が、小樽中央卸市場(稲穂3)の土地と建物を取得したことが分かった。
建物を管理していた小樽中央卸商業協同組合は、施設の老朽化や組合員の高齢化を理由に同社への売却を決め、9月末で解散した。
入居中の7店は来年3月末までの退去を求められており、開設から76年になる老舗市場は来春には姿を消すことになる。
■跡地利用「現時点で未定」
アルファコートが10月31日付で取得したのは、土地約680平方メートルと、1957年に完成した鉄筋コンクリート造り4階建ての建物。
建物の延べ床面積は2680平方メートルで、1、2階は店舗兼住宅、3、4階は約30戸分の賃貸住宅として使われてきた。
建物の東側にほぼ同じ形で3棟並ぶ小樽中央市場とは別。
小樽中央卸市場は、樺太などからの引き揚げ者が戦後間もない47年に開設。
食品や日用雑貨品の仲卸業者が商品を卸すほか店頭で販売もし、多くの市民が利用してきた。
長年、同市場を利用している小樽市の主婦、飯田和枝さん(77)は「昭和のころは、買い物客が多くて通路を歩くのも一苦労だった」と懐かしむ。
しかし、近年は、コンビニエンスストアやスーパーなどとの競争激化で来店客が減少。
ピーク時に20店で構成していた組合も経営難や後継者不足により、7店まで減った。
建物の老朽化は著しく、昨年には外壁が剥がれ落ちたことも。
組合の元理事は「各店舗の売り上げが落ちる中で、改修や改築などの資金の捻出は難しかった」と存続を断念し、売却を決めた理由を打ち明ける。
現在ある7店舗は、アルファコートと個別に契約して当面営業を続けるが、来年3月末までには退去する。
賃貸住宅に入居していた8世帯はすでに移転済みという。
アルファコートは、建物を解体するかどうかを含めた跡地利用について、「現時点で決まっていることはない」としている。
ただ、国道5号沿いでJR小樽駅からも近く、まとまった広い土地であることなど、再開発には好条件がそろっており、市内の不動産業者は「マンションやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)など、再開発の需要は高い」と見る。
ーーーーーーーーーー出典:北海道建設新聞
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ちなみに、
アルファコートの社長さんは、積丹町出身で小樽潮陵卒という。
そうと聞けば、なんだか勝手に親近感が湧いてくるなあ。
今朝の様子。
解体は順調に進んでるようだ。