夜噺骨董談義

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福田豊四郎作品 6作品入手 追加作品 その7 スケッチ 紫陽花 福田豊四郎筆 

2020-09-04 00:01:00 | 日本画
さて本ブログへの投稿も10年以上を経て、作品の整理も本当に終了しつつあります。あとは掛け軸を中心としてまだある改装する作品を遺すのみとなりました。

さて珍しく?福田豊四郎が描いた年号がはっきりしているスケッチの作品です。福田豊四郎作品を最近では6作品まとめて入手しており、それらを投稿しているので「追加作品 その7」として投稿します。



スケッチ 紫陽花 福田豊四郎筆 昭和41年
紙本着色額装 プレート付 タトウ入
P10号小 全体サイズ:縦700*横545 画サイズ:縦530*横375



福田豊四郎の作品で紫陽花を描いた作品は初めて観ました。



記されている年号は1966年(昭和41年)6月27日、亡くなる4年前の62歳頃の作となります。

  

印章は他のスケッチなどに押印されているものと同じで、プレートは没後に出品された画廊などで取り付けられたものと推察されます。



福田豊四郎の戦後の作品は抽象的な画風が多いのですが、亡くなる頃になると写実風の味わいが濃くなります。



スケッチもまたいいものです。同年代の画家では奥村厚一のスケッチが名高いですが、福田豊四郎のスケッチもいいものです。



展示室に飾って愉しんでいます。



最近インターネットオークションでプレートが付いている額装の福田豊四郎のスケッチ作品が数多く出品されていますが、一時的なものですぐに作品はなくなりました。






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