大和絵 住吉広行筆
紙本水墨淡彩額装 画サイズ:横533*縦363
本作品は下絵と思われますが、落款と花押が記されてます。
内記は代々、住吉派に受け継がれている号です。落款、花押、出来から真作と判断されます。仙台の骨董店より購入しました。
まくりの状態(表具をしていない状態)で購入し、額装としたものです。
源氏物語の絵と思われますが、詳細は不明です。
住吉派:土佐派の門人であった住吉如慶が住吉家を創設したのに始まり、その子具慶が江戸幕府の御用絵師になって官画として公認され、家業を世襲としたので、家系と画系がともに続いて流派となり、京都の土佐派に並んで江戸地方の大和絵の元締的な存在となる。その門人から板谷、栗田口の二家を分立した。鎌倉時代の慶忍の画と家を継ぐ意味で住吉を姓としたのであろうが、実際上は無関係である。住吉広行は住吉広守の嗣子、実際は板谷広富の嫡男、通称は内記、景金園と号した。江戸末期の住吉家の大家。文化8年8月6日に没、享年57歳。幕府御用絵師となり、人物画を得意とする。
左が本作品の落款と花押、中央と右が文献資料です。
紙本水墨淡彩額装 画サイズ:横533*縦363
本作品は下絵と思われますが、落款と花押が記されてます。
内記は代々、住吉派に受け継がれている号です。落款、花押、出来から真作と判断されます。仙台の骨董店より購入しました。
まくりの状態(表具をしていない状態)で購入し、額装としたものです。
源氏物語の絵と思われますが、詳細は不明です。
住吉派:土佐派の門人であった住吉如慶が住吉家を創設したのに始まり、その子具慶が江戸幕府の御用絵師になって官画として公認され、家業を世襲としたので、家系と画系がともに続いて流派となり、京都の土佐派に並んで江戸地方の大和絵の元締的な存在となる。その門人から板谷、栗田口の二家を分立した。鎌倉時代の慶忍の画と家を継ぐ意味で住吉を姓としたのであろうが、実際上は無関係である。住吉広行は住吉広守の嗣子、実際は板谷広富の嫡男、通称は内記、景金園と号した。江戸末期の住吉家の大家。文化8年8月6日に没、享年57歳。幕府御用絵師となり、人物画を得意とする。
左が本作品の落款と花押、中央と右が文献資料です。