2014年7月10日訂正:「蘆葉観音図」の作品が全くものが存在すると判明。落款と印章は違うもので、落款は「関雪居士敬冩」とあります。一応「工芸」と追記します。
蘆葉観音図 橋本関雪画賛・・・工芸品の可能性あり?
絹本水墨淡彩袱紗表具仕立軸箱入 347*370
田舎の自宅の隣人から緊急電話・・2階のトイレの水道管が破裂・・どうも水抜きミスにて凍結して破裂したらしい。無人のため、気がつくのが遅く、家中水浸しらしい。ブログどころでなくなってきた・・・
本作品は袱紗の状態で入手したものを、表具仕立てにして軸装とした作品で、橋本関雪の佳品といえます。全て肉筆であることも表具段階で確認しています。
蘆葉観音図は蘆葉達磨図の達磨を観音に見立てたものでしょう。理解できますか
賛は明治天皇の詩歌であり「国のため たどれし人とおしむにと 思うは親の心なりにけり」とあり、意味は「国のために尽くした者達をかえりみれば、たいへんにおしむ心がふっふっと湧いてくる。考えてみればその者達の親の心であろうに」の意味らしい。
解説として「上皇が生前に余暇あるときに、きれいに書き写し奉った明治天皇の詩歌が、清く一般に広くゆきわたるべく、多くの各所へ配りたるや即座になくなる様、それは遺品としての筺入で中には故紙で保護され、それは余すことなく気品を興ている。また、観世音像の画を併せもち、ゆえに大方の民はもとより、善男善女達にも供養心をもつことにより、末永く慈悲を与えつづけるものであると 昭和7年5月14日詩 関雪」かな。
画の落款には「仏弟子関雪翁写」とあり「仏の教え奉ずる者が描く」という意味でしょう。
読みはまた現場で知り合ったバックホーのオペレーターで書道家・画家の石森氏の解読によります。そうそう、石森氏の絵を数点戴いています。そのうち投稿しなくては・・
追加
コアラさんよりコメントあり・・下記のアドレス1、2に注釈がありました。
よって詠みを訂正します。・「たどれし人」→「たをれし人」
明治天皇御製百首 「親」 国のため斃れし人を惜しむにも おもふはおやのこころなりけり
大意:国のため戦場に出て敵の手に斃(たお)れた忠勇の士を惜しむにつけても、家々に取っては孝行な子を失った親の心はいかがであろうかと、まずそれが気の毒に思われる、との御意
蘆葉観音図 橋本関雪画賛・・・工芸品の可能性あり?
絹本水墨淡彩袱紗表具仕立軸箱入 347*370
田舎の自宅の隣人から緊急電話・・2階のトイレの水道管が破裂・・どうも水抜きミスにて凍結して破裂したらしい。無人のため、気がつくのが遅く、家中水浸しらしい。ブログどころでなくなってきた・・・
本作品は袱紗の状態で入手したものを、表具仕立てにして軸装とした作品で、橋本関雪の佳品といえます。全て肉筆であることも表具段階で確認しています。
蘆葉観音図は蘆葉達磨図の達磨を観音に見立てたものでしょう。理解できますか
賛は明治天皇の詩歌であり「国のため たどれし人とおしむにと 思うは親の心なりにけり」とあり、意味は「国のために尽くした者達をかえりみれば、たいへんにおしむ心がふっふっと湧いてくる。考えてみればその者達の親の心であろうに」の意味らしい。
解説として「上皇が生前に余暇あるときに、きれいに書き写し奉った明治天皇の詩歌が、清く一般に広くゆきわたるべく、多くの各所へ配りたるや即座になくなる様、それは遺品としての筺入で中には故紙で保護され、それは余すことなく気品を興ている。また、観世音像の画を併せもち、ゆえに大方の民はもとより、善男善女達にも供養心をもつことにより、末永く慈悲を与えつづけるものであると 昭和7年5月14日詩 関雪」かな。
画の落款には「仏弟子関雪翁写」とあり「仏の教え奉ずる者が描く」という意味でしょう。
読みはまた現場で知り合ったバックホーのオペレーターで書道家・画家の石森氏の解読によります。そうそう、石森氏の絵を数点戴いています。そのうち投稿しなくては・・
追加
コアラさんよりコメントあり・・下記のアドレス1、2に注釈がありました。
よって詠みを訂正します。・「たどれし人」→「たをれし人」
明治天皇御製百首 「親」 国のため斃れし人を惜しむにも おもふはおやのこころなりけり
大意:国のため戦場に出て敵の手に斃(たお)れた忠勇の士を惜しむにつけても、家々に取っては孝行な子を失った親の心はいかがであろうかと、まずそれが気の毒に思われる、との御意
というか、それより何より水浸しが心配ですが⁉(-。-;
22日の朝の出来事~!
しかも、当日10時過ぎには駅にいましたよねー!
話題にもせず、顔色も変えず半日以上そのまま!
えー!
だだだ大丈夫なのでしょうか?
隣人、友人、管理会社、設備工事会社が駆けつけてくれてました。階段から滝のごとく・・・
友人いわく、建て替えだね・・・(悪い冗談らしい)。
骨董品の被害は絵が一枚らしい
天井は解体してやり直し・・、照明は取替え・・、床は張替え?、畳は取替え?・・・。
凍結には気をつけていましたが・・。
ま~、いろいろと面白いことがあるもんだ(笑)
水漏れは大丈夫
明治維新後は列強時代のため、お国のためが植民地化、戦争という流れになりましたので、悲しいことが起こりましたね。
現代はもっと単純でない難しい時代になっていますね。今日のテレビで石原都知事が結構、面白いことを述べていました。
福沢諭吉の言葉である「自分のことを考えることは国のことを考えることに通じなくてならないし、自分がやるんだという気概がなくては、国家を論じてはならない」という言葉を引用して、今の我欲の時代を批判していました