夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

追記:源内焼-3 陽刻唐獅子紋様四方皿

2010-11-30 22:31:32 | 陶磁器
源内焼その3 陽刻唐獅子紋様四方皿 
箱入 裏に「民」印
幅212*210*高さ38

源内焼の3作目です。
獅子が香炉の煙を吸っている??

面白くて気に入っています。
いい作品はいい匂い??がします・・・。




源内焼について、手許の加藤唐九郎編『原色陶器大事典』(淡交社 1972.10.25)の解説があります。讃岐国志度(香川県大川郡志度町)の陶器。舜民焼ともいうそうです。
平賀源内が宝暦年間(1751~64)長崎から伝えた交趾(コーチ)焼の陶法によって始めたもので、作品は主に弟子の脇田(堺屋)源吾(舜民)や五番屋伊助(赤松松山)が源内の指導によってつくったものですが、特に源吾の手になるものが多く「志度舜民」「舜民」「民」などの印銘があるそうです。





追記:龍には9人の子供(竜生九子)がおり、第七子が、獅子に似ているそうです。その第七子が煙を吸うそうな・・ゆえに獅子の香炉が多いそうです。源内焼の釉薬は中国に倣ったそうですから、図柄も中国故事じ倣ったものが多いのでしょう。


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2 コメント

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四つの足が (米吉)
2010-11-30 23:11:27
なななんと巻き貝!
感動しました。発想のユニークさ。
奇想天外! 奇抜なアイデア!
完敗ですよ。
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完敗?? (夜噺骨董談義)
2010-12-01 06:19:37
完敗・・発想の豊かな米吉さんにしては珍しいですね。
年賀状の奇想?な案はできましたでしょうか?
皆さん、きっと楽しみにしていますよ
返信する

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