夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

備前火襷左馬茶碗 藤原雄作

2010-07-13 22:24:23 | 陶磁器
備前火襷左馬茶碗 藤原雄作
共箱
口径約130*高さ59*高台径

備前の平茶碗で冷たい薄茶で一服。

本作品は備前平茶碗に火襷があり、さらに左馬の刻印がなされています。

左馬の由来は、馬の字が逆に書いてあるところから「うま」の逆は「まう(舞)」であり、 古来、舞はめでたい席で催されることから、縁起の良い招福とされています。

また、左馬という字の下の部分が財布のきんちゃくの形をしており、口が良く締まって、 入った金が散逸しないことから、富のシンボルとしての意味があります。このように、左馬は、昔から、福を招く、めでたい商売繁盛の守り駒として重宝されています。また、駒は天童独持の飾り駒や根付け駒として人気を呼んでいます。






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