夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

湖山秀麗図 森琴石筆

2013-05-30 06:18:49 | 掛け軸
昨日は青山で会食・・。なかなか雰囲気の良いところで話が盛り上がり、なんだかんだで3時間。

一昨日は先週に引き続き仙台へ・・、今回は石巻と女川を視察です。ようやく復興が進み始めました。前の職場の同僚たちが温かく迎えてくれ、工事の進捗を熱い思いで語ってくれました。

東北が自然を含めて元の姿に戻りつつあります。

本日は復興と被災者への祈りを込めて山水画の紹介です。

湖山秀麗図 森琴石筆
絹本着色軸装 軸先木製 共箱
全体サイズ:縦1890*横635 画サイズ:縦1140*横425




賛は「水禽沙島自相呼 遠近雲山半有無 辛亥夏日写於□香 □□庵南窓下 琴石 押印」
とあり、明治44年(1911年)森琴石が68歳の作品である。




箱書には「此幅□□畫也今微題簽携来見生徳甚醜逅憶揮汗舐筆重為補□数筆雖日潤色之終不能掩其陋也 辛亥良月下浣併題匣面 琴石森 押印」とあります。





森琴石:1843-1921 明治-大正時代の日本画家。天保14年3月19日生まれ。鼎金城,忍頂寺静村に文人画をまなび,妻鹿友樵に師事して漢学をおさめる。



内国勧業博,日本美術協会展などで受賞をかさね,大正2年文展審査員。関西南画壇で重きをなした。大正10年2月24日死去。79歳。摂津有馬(兵庫県)出身。本姓は梶木。名は熊。字(あざな)は吉夢。









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