伝紫金釉金蘭手花唐草文水注
総高 380
紫金釉という紫がかった褐釉の上に金彩で花文を描いた、非常に洗練された意匠の水注。
六角形の瓶で、高脚に小さな胴が載り、そこからまた細長く頸部が伸びる。西アジアの金属器を彷彿させる形となっている。(平凡社 中国の陶器 明の五彩より)。
本作品は仙台の骨董店より購入。持ち込みであった作品を購入したもの。
バウアーコレクションを酷似している作品がありますが、本作品のほうがやや大きめです。
下の写真の左がバウアーコレクションの作品です。
本作品は金彩が輪郭だけの部分が多いこと、少し歪んでいる点、水差し部分の付け根がぞんざいである点、支え部分が太い点から官窯であるかどうかには疑問が残ります。後世の模倣品??
しかしながら金彩を少なく使い紫の地釉を多くしていることがかえって品格が良いという印象を与えます。
総高 380
紫金釉という紫がかった褐釉の上に金彩で花文を描いた、非常に洗練された意匠の水注。
六角形の瓶で、高脚に小さな胴が載り、そこからまた細長く頸部が伸びる。西アジアの金属器を彷彿させる形となっている。(平凡社 中国の陶器 明の五彩より)。
本作品は仙台の骨董店より購入。持ち込みであった作品を購入したもの。
バウアーコレクションを酷似している作品がありますが、本作品のほうがやや大きめです。
下の写真の左がバウアーコレクションの作品です。
本作品は金彩が輪郭だけの部分が多いこと、少し歪んでいる点、水差し部分の付け根がぞんざいである点、支え部分が太い点から官窯であるかどうかには疑問が残ります。後世の模倣品??
しかしながら金彩を少なく使い紫の地釉を多くしていることがかえって品格が良いという印象を与えます。