夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

寿老人と亀 倉田松濤筆

2019-12-07 00:01:00 | 掛け軸
落花生の収穫が終わり、さて亡くなった義父が植えていた里芋の収穫の開始です。



息子もやりたかったようですが、幼稚園での卒園での劇のリハーサルで忙しいようです。



我が家の食卓は今までは蕪と大根のオンパレード、これからは里芋のオンパレード・・・



豊作であることを祈りつつ、豊作でないことを願いつつ・・・  こりゃ喰いきれんぞ!



さて本日は休日ということで気楽に愉しめる作品の紹介です。倉田松濤のめでた掛けの作品はなにかしらの愛嬌がありますね。



寿老人と亀 倉田松濤筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先木製 誂箱
全体サイズ:縦2053*横717 画サイズ:縦1192*横591

 

倉田松濤の作品は本ブログにて数多く紹介してきましたが、鍾馗様の作品などめでたい図柄には単にめでたい時に掛ける作品としてだけでない「なにかがある画家」です。



寿老人の描き方についても狩野派の作品のような味気無さとはちょっと違いますね。



亀の目がかわいい・・・。



倉田松濤の作品を入手するに際しても、よく作品を吟味したほうがいいでしょう。贋作もありますが、面白味のある作品を選んだらいいと思います。



落款と印章は下記のとおりです。



当方にとっては倉田松濤、天龍道人、蓑虫山人、藤井達吉は同じライン上にある蒐集対象となっています。これぞ芋づる式蒐集方・・・・







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。