夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

氏素性の解らぬ作品 伝古清水焼(堆朱手) 色絵草花文三足香炉

2017-01-12 00:01:00 | 陶磁器
今年も同僚らに配った畑で採れた作物です。



落花生は手間がかかっています。今年はいまひとつ実が小さく、義父は美味しさに自信がなさそうでしたが・・。



たけのこ芋に、庭の木に実った柚子・・、義父と義母が高齢ゆえいつまで続けられるか 配られて方には迷惑かもしれませんが、配れるうちは健康な証。



伝古清水焼(堆朱手) 色絵草花文三足香炉
合箱入
径80*高さ75



「堆朱手」というものが古清水焼に存在するのかは良く解りませんが、購入時の説明にそうありましので、そのまま記載しました。



古清水焼と称する作品群にこのような釉薬は見かけます。



「堆朱」ということから、釉薬を削って文様を出す?のではないかと推測されますが、詳細は不明です。



実際に香炉として用いられていたように思われます。



幕末期の京都ので製作された作品ではなかろうかと推察しています。高台内にある「物化」という刻銘については不明です。



当方でも本作品以外に他に二点ほど同じ技法の作品があります。まずは小振りな香炉です、



釉薬を掛けてから削る? ん~、どうも文様が堆朱に似ているからかな?  



見込み内には「文化」というふうに読める書きが見られます。







もう一作品は最近紹介しました「帯山焼」の湯呑みです。



この手の作品は時折見かけますので、明治期の作品かと・・。



ところで、小生の信条に「仕事に人間の好き嫌いを持ち込むな」というものがあるが、仕事の組織にそのことを持ち込む輩が最近多いように思えます。実に大人気ない



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