夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

臨時投稿 大津絵 額装および保管処置完了

2021-08-28 00:01:00 | 浮世絵
大津絵は基本的に掛け軸仕立ての作品が多く、当方でも入手時のままに掛け軸にて保管していることが多く、痛んでいる掛け軸は表具を直しています。

入手時に表具がなされておらず、「まくり」の状態での作品は額装にすることが多くなります。



額装にしたほうがあちこちに飾れます。あちこちの赴任先で骨董店を覗いては、気軽に買える大津絵を買い集めました。



気軽に買える作品ですので、それほど時代は古くはないようですが、新物は極力避けています。



大津絵の基本的な図柄である10種がメインとなっています。



ワンパターンになりがちな額装ですが、赴任先での額装店に頼んだりしているうちに同じ額装にはならないようになっています。



もともと額装であった作品は額が痛んでいたので、額廻りを塗装直ししてくれています。



額、マット、面金などを絵に合わせて選んでいます。



額装にしたのが8作品あるようです。



半分が世界堂、もう半分が神田の草土舎に依頼しましたが、すでに額装されているものは紙タトウを誂えて保管するように誂えました。



額の作品は黄袋に入れて、タトウの箱にきちんと入れておくようにしましょう。ガラスを変えるならアクリルにしましょう。



黄袋は作品の出し入れに便利ですし、タトウの箱は開閉しやすくなりますし、ガラスは危ないし、重くなります。



ともかく額のまま、人目の付くところに作品を置いておくのはコレクターとして失格ですね。



一流の蒐集家は保管も一流・・・???。





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